今日は、日帰りで広島の西条に行ってました。
そこでトラブルが…。
広島に行ったときは、いつも自転車を使っていたのですが、
なんと、チェーンが外れてしまい、徒歩での移動に。
中古の自転車で、まだそんなに回数は乗っていないのに、チェーンが外れたのは、これで4回目。
しかも、今回は、膝を打撲。
う~、痛い…。
さすがに温厚な私も(もともと短気だけど…笑)、買った店に電話。
取りに来てもらい、来週までに修理します、とのこと。
しかしながら、こういう自分にとって不都合なことが起きると、
何とも腹が立つものだなぁ、と。
そんなすぐにチェーンが外れるような自転車買ったのは誰だい?と聞かれれば、
「すみません、自分でした」
ということなんですが、あー、何ともかんともしようのないこの心…。
「都合の良いとき喜ぶは煩悩、都合の悪いとき喜べるのが真実の信仰」
浄土真宗で教えられる真実の救いは、煩悩即菩提、無碍の一道の世界です。
では、今日は、こんな話を紹介しましょう。
・・・・・・・・・・
古今の名手ビテリーが、五千ドルのバイオリンを弾く、というので、その日の演奏会は大変な評判だった。
満場の拍手に迎えられ、ビテリーは、舞台に現れた。
「見ろ!あれが五千ドルのバイオリンだ!」
何千人の眼は、一斉に彼の持つ、バイオリンに注がれる。
やがて、演奏が始まった。急調、緩調、なんともいえない美しい楽の音に、満堂の聴衆は、ただ恍惚たるばかり。
「まあ、なんていい音色でしょう」
「さすが、五千ドルの値打ちはある」
「一度でいいから、あんなバイオリンを弾いてみたい」
随所に感嘆の声は絶えない。
ところが、どうしたことか、第六曲半ばにして、突然、楽の音はピタと止まった。
なんと思ったか彼は、いきなりバイオリンを、思い切り椅子に投げつけたのである。
バイオリンは、微塵に砕かれた。
「お待ちください。どうぞ、お静かに」
総立ちになった聴衆に、こう言いながら、代わりのバイオリンを持って、舞台に現れたのは、その日の主催者である。
「いま、ビテリー君が叩き壊したのは、どこにでも売っている、一ドル六十セントの安物です。
近頃、音楽界では、徒に楽器の高価を誇る傾向があります。
そんな風潮を、最も憂いているのが、ビテリー君です。
“音楽の妙味は、楽器の高価にあらず、演奏者にある”
この平凡な真理を、彼は知って貰いたかったのです。
これから使用するバイオリンこそ、五千ドルの品であります」
再びそして、演奏が始まった。拍手とアンコールの嵐は、前の通りであったが、
聴衆には、壊された安物と五千ドルのバイオリンの相違がどこにあるのか、全くわからなかった、という。
・・・・・・・・・・
似たような話っていっぱいありますよね。
結局、違いもわからずに、ブランドだけで買ったり食べたりしてるってこともあるわけで、
ホンモノをちゃんと見極める目を持つのは、簡単ではないですね。
あまり、見栄とか流行りとか、そういうことに振り回されることなく、
ホンモノをきちんと理解して楽しみたいものです。
(*^-^)
○~思い出日記~○
私のパソコンの画面、背景は黒。
ということは、「設定なし」です。
これが一番落ち着くことに気づいて5年。
シンプルデザインが好きな私です。
(*^-^)
┌──┐
│\/│
└──┘
発行人:Hidekuni Moriyasu(ぴょんた)
▼ みんなの心に花いっぱいを咲かせたい、そんな願いを込めて配信中!!
よろしければ、お友だちにも紹介してくださいね (^^)/
配信希望は「ひまわり希望」とメールでお知らせ下さい。
→ h-moriyasu0193@nifty.com
▼ ご意見や感想はこちらへどうぞ。
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▼ バックナンバーは、こちらのブログで見れます。
→http://ameblo.jp/go-go-pyonta/
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発行部数:93部(目指せ100部!!)
そこでトラブルが…。
広島に行ったときは、いつも自転車を使っていたのですが、
なんと、チェーンが外れてしまい、徒歩での移動に。
中古の自転車で、まだそんなに回数は乗っていないのに、チェーンが外れたのは、これで4回目。
しかも、今回は、膝を打撲。
う~、痛い…。
さすがに温厚な私も(もともと短気だけど…笑)、買った店に電話。
取りに来てもらい、来週までに修理します、とのこと。
しかしながら、こういう自分にとって不都合なことが起きると、
何とも腹が立つものだなぁ、と。
そんなすぐにチェーンが外れるような自転車買ったのは誰だい?と聞かれれば、
「すみません、自分でした」
ということなんですが、あー、何ともかんともしようのないこの心…。
「都合の良いとき喜ぶは煩悩、都合の悪いとき喜べるのが真実の信仰」
浄土真宗で教えられる真実の救いは、煩悩即菩提、無碍の一道の世界です。
では、今日は、こんな話を紹介しましょう。
・・・・・・・・・・
古今の名手ビテリーが、五千ドルのバイオリンを弾く、というので、その日の演奏会は大変な評判だった。
満場の拍手に迎えられ、ビテリーは、舞台に現れた。
「見ろ!あれが五千ドルのバイオリンだ!」
何千人の眼は、一斉に彼の持つ、バイオリンに注がれる。
やがて、演奏が始まった。急調、緩調、なんともいえない美しい楽の音に、満堂の聴衆は、ただ恍惚たるばかり。
「まあ、なんていい音色でしょう」
「さすが、五千ドルの値打ちはある」
「一度でいいから、あんなバイオリンを弾いてみたい」
随所に感嘆の声は絶えない。
ところが、どうしたことか、第六曲半ばにして、突然、楽の音はピタと止まった。
なんと思ったか彼は、いきなりバイオリンを、思い切り椅子に投げつけたのである。
バイオリンは、微塵に砕かれた。
「お待ちください。どうぞ、お静かに」
総立ちになった聴衆に、こう言いながら、代わりのバイオリンを持って、舞台に現れたのは、その日の主催者である。
「いま、ビテリー君が叩き壊したのは、どこにでも売っている、一ドル六十セントの安物です。
近頃、音楽界では、徒に楽器の高価を誇る傾向があります。
そんな風潮を、最も憂いているのが、ビテリー君です。
“音楽の妙味は、楽器の高価にあらず、演奏者にある”
この平凡な真理を、彼は知って貰いたかったのです。
これから使用するバイオリンこそ、五千ドルの品であります」
再びそして、演奏が始まった。拍手とアンコールの嵐は、前の通りであったが、
聴衆には、壊された安物と五千ドルのバイオリンの相違がどこにあるのか、全くわからなかった、という。
・・・・・・・・・・
似たような話っていっぱいありますよね。
結局、違いもわからずに、ブランドだけで買ったり食べたりしてるってこともあるわけで、
ホンモノをちゃんと見極める目を持つのは、簡単ではないですね。
あまり、見栄とか流行りとか、そういうことに振り回されることなく、
ホンモノをきちんと理解して楽しみたいものです。
(*^-^)
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ということは、「設定なし」です。
これが一番落ち着くことに気づいて5年。
シンプルデザインが好きな私です。
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