小学生のときの、忘れられない感動は、はじめて“たまごかけごはん”を食べたとき。

父が、

「今日は、特別なものをお前に食べさせてやろう」

というような感じで、私は、

「え?なになに?」

と興味深げに、父の一挙手一投足に注目していました。

すると、どんぶりにアツアツのごはんを入れて、そこに生卵を落とし、さらに、軽くまたごはんをかぶせる。

蓋をしてしばらく待ち、しょうゆをかけて混ぜたのです。

「さ、食べてみよ」

と口にしたその味は、口から黄金の光が飛び出るような、

「う、うまい~!!」

という感動。弟は、卵アレルギーのために食べられず、これほど弟を不憫に思ったことはありませんでした。

何でもないことなんですけど、“感動”とは、決してお金をかけさえすれば得られるものじゃない、って思います。

ではでは、今日も、以前の日記から、再び皆さんにお届けしましょう。

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富豪ドンマカセンの夫人は、賢夫人の名が高かった。

その一人娘も、大変聡明だという評判だった。

リキミという大臣の夫人が、ぜひ、息子の嫁にと婚約がまとまった。

夫人はそこで、ドンマカセン邸を訪ねてみた。

すると母親が娘に、こんこんとこう教えているではないか。

「いいかい、いつも言っていたように、 お嫁にいったら、

 毎日よい着物を着て、

 おいしい物を食べて、

 よくお化粧をするのですよ」

“これはとんだ嫁をもらったものだ”と思ったが、いまさら、破談にするわけにもいかず、複雑な気持ちで帰宅した。


無事、結婚式は終わったが、今後のことが案じられてならぬ。

ひそかに嫁の言動を観察していても、起床は早く、家や庭の掃除をし、洗濯もする。

舅姑や、主人の面倒見もよく、台所の整理整頓もおみごとの一語に尽きる。

どこにも、浮いたようすは微塵も見られない。

そこで彼女は、かねての疑問をきいてみずにおれなくなった。

「あなたは家を出る時、

 毎日、よい着物を着て、

 美味しいものを食べて、

 お化粧をするようにと、

 お母さまから教えられていなさったが、そのようになさっていないのでは…」

「お母さま。実家の母の、よい着物を着よと申しますのは、清潔なものを身に着けよということでございます。

 おいしいものを食べよと申しましたのは、労働をすればどんな物でもおいしくいただけるから、
 まめに身体を動かせ、ということでございます。

 また、お化粧をせよと申しましたのは、家や庭、部屋や台所の清掃のことでございます」

答える彼女の笑顔は、輝いていた。

ドンマカセン夫人の優れた教育に、姑は、いまさらながら感嘆したという。

“きれい好き”ということは、いかなる場合にも女性の、大きな美点にちがいない。

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女性に限らず、男性も、“きれい好き”でありたいですね☆

(*^-^)


○~思い出日記~○

習い事、いろいろやってましたが、小学校2年生から中学校1年生まで習字をしてました。

よく続いたなぁ、と自分でも思います。

そして、やってて良かったなぁ、とつくづく。

別に、今、自分の字がうまいわけでないので、母からもよく、

「小学生のころのあんたの字がうまかった」

と手紙や葉書の字を見て言われます(涙)

「あぁ…、小学生の俺に負けた…」

なんて、ガックシ…。orz

今、仏教の講師として、人前で黒板とかに字を書いたりするので、
書き順とか、字の上手い下手が、やっぱり問題になります。

書き順とか、違ってると恥ずかしいし、聞いている人も「あれ?」と思うので、
正しい書き順で、丁寧な字を書きたいな、と思います。

小学校の教育って大事だと思いますね☆

あぁ、もっとしっかり勉強しておけばよかった…(泣)

(;^-^)


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