今日は、気持ちのいい朝でした。
朝ごはんを食べるとき、テレビがあるところではたいてい、
「めざましテレビ」と「朝ズバ!」を見てます。
「めざましテレビ」のエンターテイメントニュースで、俳優の緒形拳さんが亡くなった、と聞いてビックリでした。
名優として、数々のすばらしい作品を遺した緒形拳さん。
「風のガーデン」という映画が遺作となったのですが、
死を目前にした医師が絶縁していた家族のもとへ戻っていく物語を通して
“生きること・死ぬこと”を描いていく人間ドラマ、と紹介されていました。
緒形拳さんは、その主人公である医師のお父さん役としての出演でした。
亡くなられたことは非常に残念でならないのですが、緒形さんの死を悼み、
「死」ということについて、少し考えてみたいと思います。
緒形拳さんの死は、私たちから見ても「急死」ですが、
それは誰よりも当事者にとって「突然」なのだ、と亡くなった東大宗教学教授の岸本英夫氏は言っています。
「なぜ生きる」(一万年堂出版)から引用してみましょう。
・・・・・・・・・・
同じくガンを宣告された岸本英夫氏(東大・宗教学教授)は、
死はまさに、突然襲ってくる暴力だと闘病記に残しています。
死は、突然にしかやって来ないといってもよい。
いつ来ても、その当事者は、突然に来たとしか感じないのである。
生きることに安心しきっている心には、死に対する用意が、なにもできていないからである。
(中略)
死は、来るべからざる時でも、やってくる。来るべからざる場所にも、平気でやってくる。
ちょうど、きれいにそうじをした座敷に、土足のままで、ズカズカと乗り込んでくる無法者のようなものである。
それでは、あまりムチャである。
しばらく待てといっても、決して、待とうとはしない。
人間の力では、どう止めることも、動くこともできない怪物である。
(岸本英夫『死を見つめる心』)
・・・・・・・・・・
いつまでも生きているつもりの人生の計画では、100%、失敗に終わります。
死は、常に触れ合っています。
本当になすべき人生の大事とは何か、心静かに仏の教えを聞かせて頂きましょう。
(*^-^)
○~思い出日記~○
パソコン、どんなの買ったの?という声がちらほら。
5万円台の、比較的安いものですが、一応、画像も添付しておきましょう。
大学時代は、まだパソコンは普及しておらず、もっぱらワープロでした。
大学を出てから、パソコンを使い始め、インターネットなるものも普及し、本当に時代は変わりました。
でも、パソコンといっても、インターネットといっても、所詮は手段。
手段の値は、手段だけでは決まらないことを、痛切に感じます。
たとえば「お金」で考えてみると…、
思い出すのは、今年4月に起きた28億6千万円の脱税をしたという事件。
玄関横に軽自動車用のガレージがあり、そこに58億円(ダンボールに約50箱分)を隠していたというのです。
しかし、海外旅行に行くわけでもなく、ダイヤの指輪やアクセサリーをつけるわけでなく、
一般庶民と同じレベルの生活をしていた上に、お金にはカビも生えていたとか…。
お金は優れた手段ですが、これでは、何の意味もありません。
手段は、その目的によって、値が決まるものですから、
すばらしい目的に使われれば、手段もすばらしい値を持つし、
くだらないことに使えば、手段も価値を失ってしまいます。
1万円というお金を、恵まれない人たちに寄付したのと、
同じ1万円を、わずか1時間のパチンコで使い果たしてしまったのと、
同じ値の1万円とは誰も思えないでしょう。
私たちの命が、地球より重い、と言われるのも、
命は「手段」ですから、
一人一人が、地球よりも重い目的を果たすための、一人一人に大切な命
という意味で、とてつもない重みを持つわけです。
ただ生きているだけで尊い、ということにならないのは、
そのような目的と手段の関係からでも明らかだと思います。
もし、ただ生きているだけで尊いのであれば、
人間のいかなる行為も尊いと言うことになるわけで、
命を、居眠りに使っても、ギャンブルに使っても、犯罪に使っても、暴力に使っても、
それはそれで尊い、ということになってしまいます。
お金の話に戻せば、お金は何に使おうが、
大事な意味を持つ、価値を持つ、ということになってしまいます。
それでは、誰も納得しないことですから、
今一度、目的と手段の関係をハッキリ知って、命の意味、なぜ人命は地球より重いと言われるのか、
考えるきっかけにしてみてはいかがでしょう?
最近、よく思うことから、今日は日記に載せてみました。
(*^-^)
┌──┐
│\/│
└──┘
発行人:Hidekuni Moriyasu(ぴょんた)
▼ みんなの心に花いっぱいを咲かせたい、そんな願いを込めて配信中!!
よろしければ、お友だちにも紹介してくださいね (^^)/
配信希望は「ひまわり希望」とメールでお知らせ下さい。
→ h-moriyasu0193@nifty.com
▼ ご意見や感想はこちらへどうぞ。
→ h-moriyasu0193@nifty.com
▼ バックナンバーは、こちらのブログで見れます。
→http://ameblo.jp/go-go-pyonta/
▼ 配信停止は、その旨を以下までお知らせください。
→ h-moriyasu0193@nifty.com
発行部数:93部(目指せ100部!!)
朝ごはんを食べるとき、テレビがあるところではたいてい、
「めざましテレビ」と「朝ズバ!」を見てます。
「めざましテレビ」のエンターテイメントニュースで、俳優の緒形拳さんが亡くなった、と聞いてビックリでした。
名優として、数々のすばらしい作品を遺した緒形拳さん。
「風のガーデン」という映画が遺作となったのですが、
死を目前にした医師が絶縁していた家族のもとへ戻っていく物語を通して
“生きること・死ぬこと”を描いていく人間ドラマ、と紹介されていました。
緒形拳さんは、その主人公である医師のお父さん役としての出演でした。
亡くなられたことは非常に残念でならないのですが、緒形さんの死を悼み、
「死」ということについて、少し考えてみたいと思います。
緒形拳さんの死は、私たちから見ても「急死」ですが、
それは誰よりも当事者にとって「突然」なのだ、と亡くなった東大宗教学教授の岸本英夫氏は言っています。
「なぜ生きる」(一万年堂出版)から引用してみましょう。
・・・・・・・・・・
同じくガンを宣告された岸本英夫氏(東大・宗教学教授)は、
死はまさに、突然襲ってくる暴力だと闘病記に残しています。
死は、突然にしかやって来ないといってもよい。
いつ来ても、その当事者は、突然に来たとしか感じないのである。
生きることに安心しきっている心には、死に対する用意が、なにもできていないからである。
(中略)
死は、来るべからざる時でも、やってくる。来るべからざる場所にも、平気でやってくる。
ちょうど、きれいにそうじをした座敷に、土足のままで、ズカズカと乗り込んでくる無法者のようなものである。
それでは、あまりムチャである。
しばらく待てといっても、決して、待とうとはしない。
人間の力では、どう止めることも、動くこともできない怪物である。
(岸本英夫『死を見つめる心』)
・・・・・・・・・・
いつまでも生きているつもりの人生の計画では、100%、失敗に終わります。
死は、常に触れ合っています。
本当になすべき人生の大事とは何か、心静かに仏の教えを聞かせて頂きましょう。
(*^-^)
○~思い出日記~○
パソコン、どんなの買ったの?という声がちらほら。
5万円台の、比較的安いものですが、一応、画像も添付しておきましょう。
大学時代は、まだパソコンは普及しておらず、もっぱらワープロでした。
大学を出てから、パソコンを使い始め、インターネットなるものも普及し、本当に時代は変わりました。
でも、パソコンといっても、インターネットといっても、所詮は手段。
手段の値は、手段だけでは決まらないことを、痛切に感じます。
たとえば「お金」で考えてみると…、
思い出すのは、今年4月に起きた28億6千万円の脱税をしたという事件。
玄関横に軽自動車用のガレージがあり、そこに58億円(ダンボールに約50箱分)を隠していたというのです。
しかし、海外旅行に行くわけでもなく、ダイヤの指輪やアクセサリーをつけるわけでなく、
一般庶民と同じレベルの生活をしていた上に、お金にはカビも生えていたとか…。
お金は優れた手段ですが、これでは、何の意味もありません。
手段は、その目的によって、値が決まるものですから、
すばらしい目的に使われれば、手段もすばらしい値を持つし、
くだらないことに使えば、手段も価値を失ってしまいます。
1万円というお金を、恵まれない人たちに寄付したのと、
同じ1万円を、わずか1時間のパチンコで使い果たしてしまったのと、
同じ値の1万円とは誰も思えないでしょう。
私たちの命が、地球より重い、と言われるのも、
命は「手段」ですから、
一人一人が、地球よりも重い目的を果たすための、一人一人に大切な命
という意味で、とてつもない重みを持つわけです。
ただ生きているだけで尊い、ということにならないのは、
そのような目的と手段の関係からでも明らかだと思います。
もし、ただ生きているだけで尊いのであれば、
人間のいかなる行為も尊いと言うことになるわけで、
命を、居眠りに使っても、ギャンブルに使っても、犯罪に使っても、暴力に使っても、
それはそれで尊い、ということになってしまいます。
お金の話に戻せば、お金は何に使おうが、
大事な意味を持つ、価値を持つ、ということになってしまいます。
それでは、誰も納得しないことですから、
今一度、目的と手段の関係をハッキリ知って、命の意味、なぜ人命は地球より重いと言われるのか、
考えるきっかけにしてみてはいかがでしょう?
最近、よく思うことから、今日は日記に載せてみました。
(*^-^)
┌──┐
│\/│
└──┘
発行人:Hidekuni Moriyasu(ぴょんた)
▼ みんなの心に花いっぱいを咲かせたい、そんな願いを込めて配信中!!
よろしければ、お友だちにも紹介してくださいね (^^)/
配信希望は「ひまわり希望」とメールでお知らせ下さい。
→ h-moriyasu0193@nifty.com
▼ ご意見や感想はこちらへどうぞ。
→ h-moriyasu0193@nifty.com
▼ バックナンバーは、こちらのブログで見れます。
→http://ameblo.jp/go-go-pyonta/
▼ 配信停止は、その旨を以下までお知らせください。
→ h-moriyasu0193@nifty.com
発行部数:93部(目指せ100部!!)