昨日、載せた「切符」の内容について、
今は、切符を切られるなら警察、というコメントを頂きました。
う~ん、まことにそのとおり…。
まだ、その切符を切られた経験はないですが、願わくは一度も経験したくありませんね(笑)
さて、今日も、昨日に引き続き、文殊菩薩と普賢菩薩の過去世の話から。
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過去世、文殊(もんじゅ)が絵師で普賢(ふげん)が彫刻師であったときのこと。
普賢が美女を彫刻して、薄暗い部屋に侍(はべ)らし、夕食を共にしようと文殊を誘った。
が、突然、
“二人で今夜は、飲み明かそうと思っていたが、急用ができたので出かけて来る。
そこの娘にお酌でもさせて、ゆっくりやっていてくれ。すぐに帰るから”
と普賢は慌ただしく出て行った。
それではと文殊が、美女に盃(さかずき)を差し出すが、うつむいたまま動こうとしない。
“乱暴しないから、もっとこちらへおいで……”
いくら優しく言っても返事もない。不審に思って近づいてみると、なんと木像ではないか。
驚ろいた文殊、美女を逆さまに倒して、床の掛軸をはずし、サラサラと何かを描いてさっさと帰ってしまった。
“おい、文殊さん文殊さん。失礼したなぁ”
帰った普賢が床を見て、気絶するほど驚ろく。
文殊が首を吊って死んでいるではないか。
よくよく見ると絵であった。
両人ともそれほどに、真に迫った作品をものする名人であったのである。
○~思い出日記~○
自分の望んだことを実現したのに、
「こんなはずではなかった…」
という後悔を、何度もしてきました。
そんなとき、どうしてきたかを振り返ってみると、
例えば、欲しいゲームソフトを買ってもらったが、つまらなかった、という時、
「なんだ、期待はずれだな。こんなゲーム作るなよ!!」
と、ゲームのつまらなさに腹を立ててました。
考えてもみれば、ゲームソフトに腹を立てることはあっても、
自分が望んだ“望み”に対して反省することはあまりなかったなぁ、と思います。
「本当に、これが自分を満足させてくれるのか?」
と、よくよく吟味して買ったか、と言えば、CMを見て、
「絶対おもしろい!!」と強く思い込んで、疑うことなく買ってしまってました。
ゲームソフトぐらいなら、あきらめもつくんですけど、
人生何をすれば満足か?ということになってくると、やり直しがききませんから大変です。
「望みがかなえば満足」
という価値観が、“常識”のように思われてますが、何の根拠もないことでしょう。
望んだ社会を実現しようと努力したところが、
自殺者は3万人を超え、うつ病は増加、離婚やDV、人命軽視の事件が頻発、
そんな社会になってしまいました。
自分の望んでいることが、絶対に正しいならば言えることですが、
根っから迷っているのが人間なので、望みがかなっても、望んだ幸福は手に入らず、
苦しみ悩みばかりが押し寄せてきます。
“常識”にとらわれて生きている限り、真の幸福は望めないでしょう。
何が人間にとって本当の幸せか??
仏教は、それ一つを明らかにされた教えです。
(*^-^)
※画像は、昨晩、梅田の阪急三番街で食べたチキンと彩り野菜のチーズ焼。
美味しかったんで、載せました☆
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