かなりお休みしてまして、すみませんでした。
元気ですので、ご心配なく。
8月27日は広島で、8月28日は大阪で勉強会をさせて頂きました。
広島では、チラシを受け取られて初めて参加された方が2名おられました。
チラシに載っていた『歎異抄』の名前を知っておられ、聞いてみたい、と参加されたそうです。
一人は40代前半、もう一人は60代前半ぐらいの方で、若い方も関心が強く、うれしいご縁でした。
大阪では、夜の講座の御縁でしたが、いつも参加される皆さんと親鸞聖人のお言葉を通して学びました。
私たちの苦しみ悩みの解決の道を示された教えが仏教ですが、
地獄や極楽など死後物語ばかりとされているのは、まことに残念。
正しい仏教の教えにふれていただきたいと念ずるばかりです。
では、今日はこんな話を紹介しましょう。
・・・・・・・・・・
優れた師匠を求め回った熊沢蕃山(くまざわばんざん)。
“ここに師あり”と、近江聖人中江藤樹(なかえとうじゅ)の門に入ったのは、
同宿の、商人の話を聞いたのが因縁だった。
以下は、商人の話。
かつて私が京都へ行った時、草津付近で、主人の大金二百両を紛失してしまった。
途方に暮れ死も覚悟していた夜半、旅宿の戸を叩き、ぜひ私に遇いたいという者がいた。
出てみると、今日乗った馬の親方ではないか。
「貴方を送って家に帰り、馬の鞍を調べて見ると、このような大金が忘れられていた。
確かに貴方のものに違いない。
どんなにこそ、お困りのことかと駆けつけました。
これでやっと肩の荷が下りた思いです」
と、私の失った金子を目の前に差し出した。
地獄で仏の私は、今時こんな人があったのか。
身に学問はなくとも、その心根は聖(ひじり)にも劣らぬものだと感心して、
これは、ほんのお礼のしるしと差し出した十六両も、
「私は別に立派なことも、変わったこともして覚えはありません。
貴方のものを貴方に返すのは当たり前。お礼など貰う訳はありません」
と、一向に受け取ろうともしない。
強く心を打たれた私は、如何にも美しい心掛けなので、その理由を尋ねてみた。
「私の郷里に、中江藤樹という先生がおられます。
先生は、いくら貧乏したとて余計に金銭をねだったり、不正な金を我が物にしたりして、
みだりに利に走ってはならない。
守るべきは誠の心一つだと言われます。
今夜来たのも、その教えの通りにしたまでで、別に大したことではありません」
という。
馬子殿の行為は皆、中江先生という人の感化であるそうな。全く偉い方もあるものです。
“この人をおいて、我が求むる師なし”
と熊沢蕃山をして決意させたのは、この商人の、感動的体験談であったという。
(『光に向かって100の花束』より)
・・・・・・・・・・
美しい言動から、伝わってくるもの、感じさせるものがありますよね。
そういえば、20世紀最大の哲学者、ドイツのハイデガーは、こんなことを老後の日記に書いています。
「日本は戦に敗けて、今後、文化国家として世界文化に貢献すると言っているが、私をして言わしむれば、立派な建物も美術品もいらない。
何にもいらないから、親鸞聖人の教えを世界に宣伝して頂きたい。
商売人、観光人、政治家であっても、日本人に、ふれたら何かそこに、深い教えがあるという匂いのある人間になって欲しい。
そしたら世界の人々が、この親鸞聖人の教えの存在を知り、それぞれに聖人の教えをわがものとするであろう。
その時、世界の平和の問題に対する見通しが始めてつき、二十一世紀文明の基礎がおかれる」
世界の人々に感じさせるもの、自分は持ち合わせているだろうか??
反省させられます。
○~思い出日記~○
自衛隊に行っている知人から、栄養ドリンクをもらった。
それが画像のもの。
すっごく珍しかったので、思わず2枚も撮ってしまった。
なるほど、これを自衛隊の人たちは飲んでいるのか…。
ゴクゴク…。
おぉ~!!
力がみなぎってきた!!
と気合い入れていると、
「あ、それって、リポDと成分、同じみたいですよ」
と。
( ̄▽ ̄;)!!ガーン
栄養ドリンクって、気分の問題??
個人的には、リポ○タン8NEWの味が好きです。
(*^-^)
┌──┐
│\/│
└──┘
発行人:Hidekuni Moriyasu(ぴょんた)
▼ みんなの心に花いっぱいを咲かせたい、そんな願いを込めて配信中!!
よろしければ、お友だちにも紹介してくださいね (^^)/
配信希望は「ひまわり希望」とメールでお知らせ下さい。
→ h-moriyasu0193@nifty.com
▼ 今日の「ひまわり」は如何でしたか?
ご意見やご感想など、お待ちしています。ぜひ執筆者まで。
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▼ 配信停止は、その旨を以下までお知らせください。
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発行部数:89部(目指せ100部!!)
元気ですので、ご心配なく。
8月27日は広島で、8月28日は大阪で勉強会をさせて頂きました。
広島では、チラシを受け取られて初めて参加された方が2名おられました。
チラシに載っていた『歎異抄』の名前を知っておられ、聞いてみたい、と参加されたそうです。
一人は40代前半、もう一人は60代前半ぐらいの方で、若い方も関心が強く、うれしいご縁でした。
大阪では、夜の講座の御縁でしたが、いつも参加される皆さんと親鸞聖人のお言葉を通して学びました。
私たちの苦しみ悩みの解決の道を示された教えが仏教ですが、
地獄や極楽など死後物語ばかりとされているのは、まことに残念。
正しい仏教の教えにふれていただきたいと念ずるばかりです。
では、今日はこんな話を紹介しましょう。
・・・・・・・・・・
優れた師匠を求め回った熊沢蕃山(くまざわばんざん)。
“ここに師あり”と、近江聖人中江藤樹(なかえとうじゅ)の門に入ったのは、
同宿の、商人の話を聞いたのが因縁だった。
以下は、商人の話。
かつて私が京都へ行った時、草津付近で、主人の大金二百両を紛失してしまった。
途方に暮れ死も覚悟していた夜半、旅宿の戸を叩き、ぜひ私に遇いたいという者がいた。
出てみると、今日乗った馬の親方ではないか。
「貴方を送って家に帰り、馬の鞍を調べて見ると、このような大金が忘れられていた。
確かに貴方のものに違いない。
どんなにこそ、お困りのことかと駆けつけました。
これでやっと肩の荷が下りた思いです」
と、私の失った金子を目の前に差し出した。
地獄で仏の私は、今時こんな人があったのか。
身に学問はなくとも、その心根は聖(ひじり)にも劣らぬものだと感心して、
これは、ほんのお礼のしるしと差し出した十六両も、
「私は別に立派なことも、変わったこともして覚えはありません。
貴方のものを貴方に返すのは当たり前。お礼など貰う訳はありません」
と、一向に受け取ろうともしない。
強く心を打たれた私は、如何にも美しい心掛けなので、その理由を尋ねてみた。
「私の郷里に、中江藤樹という先生がおられます。
先生は、いくら貧乏したとて余計に金銭をねだったり、不正な金を我が物にしたりして、
みだりに利に走ってはならない。
守るべきは誠の心一つだと言われます。
今夜来たのも、その教えの通りにしたまでで、別に大したことではありません」
という。
馬子殿の行為は皆、中江先生という人の感化であるそうな。全く偉い方もあるものです。
“この人をおいて、我が求むる師なし”
と熊沢蕃山をして決意させたのは、この商人の、感動的体験談であったという。
(『光に向かって100の花束』より)
・・・・・・・・・・
美しい言動から、伝わってくるもの、感じさせるものがありますよね。
そういえば、20世紀最大の哲学者、ドイツのハイデガーは、こんなことを老後の日記に書いています。
「日本は戦に敗けて、今後、文化国家として世界文化に貢献すると言っているが、私をして言わしむれば、立派な建物も美術品もいらない。
何にもいらないから、親鸞聖人の教えを世界に宣伝して頂きたい。
商売人、観光人、政治家であっても、日本人に、ふれたら何かそこに、深い教えがあるという匂いのある人間になって欲しい。
そしたら世界の人々が、この親鸞聖人の教えの存在を知り、それぞれに聖人の教えをわがものとするであろう。
その時、世界の平和の問題に対する見通しが始めてつき、二十一世紀文明の基礎がおかれる」
世界の人々に感じさせるもの、自分は持ち合わせているだろうか??
反省させられます。
○~思い出日記~○
自衛隊に行っている知人から、栄養ドリンクをもらった。
それが画像のもの。
すっごく珍しかったので、思わず2枚も撮ってしまった。
なるほど、これを自衛隊の人たちは飲んでいるのか…。
ゴクゴク…。
おぉ~!!
力がみなぎってきた!!
と気合い入れていると、
「あ、それって、リポDと成分、同じみたいですよ」
と。
( ̄▽ ̄;)!!ガーン
栄養ドリンクって、気分の問題??
個人的には、リポ○タン8NEWの味が好きです。
(*^-^)
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→ h-moriyasu0193@nifty.com
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