新刊『男のための自分探し』(一万年堂出版)という本を読みました。
非常に興味深い本でした。

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人は、なぜ、「自分探し」をするのか。せずにおれないのか。

それは、

「今の自分は、本当の自分ではない」
「このまま一生を終えてもいいのか」
「心から満足できることをしたい」

という、ぼんやりした不安を、誰もが抱いているからです。

しかも、いろいろ挑戦しても、答えが見つからず、悶々としている人が多いのが現実。
その焦りや不安がつのって爆発、暴走すると、考えられないトラブルや事件を引き起こします。

著者は、そんな若者に向かって、愛、性、結婚を例に挙げて、「まず、汝自身を知れ」と、呼びかけます。

この新刊『男のための自分探し』によって、多くの男性は、自分自身でも気づいていない、「男」の真実の姿が知らされるでしょう。
本当の自分を知ることが、「本当に満足のいく人生」へ向かって進むヒントになり、前向きに生きるエネルギーを与えてくれます。

以下、出版社のホームページにも紹介されていた内容を一部分、載せておきます。
(男性限定??)

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1 誤解を恐れずに言えば、「結婚」は人生の唯一にして最大の幸福です

どうすれば〈幸せ〉になれるのか?
この問いは、最も愚かで浅はかな、最も賢く深遠な問いです。

もしこの〈幸せ〉が、人々が思い浮かべる「幸せ」であれば、これほどつまらない問題はありません。
答えは出ていますし、しかも皆が知っているからです。

ところがもし、一般に幸せだと思われているものではなく、「本当の幸福」とは何かを尋ねているのだとすれば、その深さは無限です。

どれくらい深遠かといいますと、ニーチェの言葉を借りれば、
「完全にその意味の奥底深くまで聴きとられるためだけでも、数世紀を要する問い」なのです。

問題点を把握するだけで、何百年もかかる大問題があったとは!
真に偉大な哲学者は、ありふれた日常に、普通の人が気づかぬ大問題の潜むことを教えてくれます。

まずは、一般的な幸せから考えてみましょう。

「その『一般的な幸せ』とは何か?」と聞かれるかもしれませんので、「あなたが『幸せ』と呼んでいるもの」と答えておきます。

「幸せ」という言葉が何を指すか、知らない人はないでしょう。あの「ほんわか気分」のことです。
これでは定義になりませんが、定義することなど不可能ですから、先に進みます。

どうすれば「ほんわか気分」に包まれるのか。
「結婚」することです。

誤解を恐れずに言えば、「結婚」は人生の唯一にして最大の幸福です。

こう聞いてうなずくのは、新婚カップルだけでしょう。
では逆にお尋ねします。

お金で幸せは買えますか?
名声や地位が幸福をもたらしてくれましたか?
才能は人生を勝利させますか?

人間を幸せにするものは何か、20年間にわたって、世界じゅうの数十万人を対象にした調査があります。

それによれば、どれくらい幸せを感じるかは、その人の財産や地位、宗教、年齢や性別などには一切、関係ありませんでした。

唯一、関係していたのが「結婚」です。

既婚者の中で「とても幸せだ」と感じている人の割合は、未婚者の2倍でした(新婚夫婦にだけ聞いた調査では、もちろんありません)。

明らかに結婚だけは、幸福の要因なのです。

しかし結婚以外の手段では、幸福感は変わりません。
財を築き栄達を果たし、自己の能力を発揮しようと、「ほんわか気分」は増えません。

せいぜい他人がうらやむだけ。
これが、大規模な統計が明らかにした事実です。

あなたが求めてやまない「ほんわか気分」に、ほぼ確実になれる道は、結婚して家庭を持つことです。
「それは相手による」と言われるかもしれませんが、善きにつけ悪しきにつけ、暴力亭主でない限り、誰と結婚しても同じでしょう。

理想の相手と結ばれたからといって、格段に幸福になることもありませんし、
親に決められた結婚でも、実際はそれなりに幸せなのは、見聞きしているとおりです。

後で詳しく述べますが、私たちの肉体は、結婚すれば(少なくとも4年くらいは)幸せになれるようにできているのです。

(つづく)
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というような感じで、内容は非常に深いところまで進んでいきます。
女性が読めば、「男がわかる」という感じですし、男性が読めば「自分がわかる」という本で、ちょっと自分が暴露されているようで怖い本でもあります。

できれば、女性はご遠慮いただきたいかな…。


○~思い出日記~○

哲学的な本は大好きです。

考えるのが好きだからでしょうか?
世の中のことが、ちょっと異なった視点で見れるからでしょうか?

この「男のための自分探し」は、後半の内容が特に感動。

書き出しは、ちょっと面食らいましたけどね…(笑)

独りでも、結婚しても、それぞれにそれぞれの大変なところがあるのでしょう。
どちらがいいとは言い難いですよね…。

(*^-^)

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発行人:Hidekuni Moriyasu(ぴょんた)

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