雨晴海岸


こんにちは☆
今日は、淀川区民センターで、18:30~20:30の時間帯で文化講座をさせていただきます。
初めて参加される方もあるので、楽しみです♪
(*^-^)


さて、現代は "本当になすべきこと" を探求する、人間らしい精神が危機に瀕している、と言われます。


科学が発達し、たしかに世の中、便利にはなりました。

でも、人間活動を見てみると、ものすごく違和感を感じてしまうのは私だけでしょうか??


テレビ、パソコン、インターネット、携帯、ゲーム、DVD…。
「らくらく」「手軽に」「自宅で」「すぐに」「あっという間に」…。

こんな製品やフレーズが出回っているのをみると、人は、何を「しあわせ」と思って生きているのだろうか?と考えてしまうのです。

要するに、ボーッとして、何も考えずに、ラクに生きられることが「しあわせ」と思ってるのだろうか?と思ってしまいます。


生活が豊かに、快適になることは、決して悪いことではないのですが、それが「しあわせ」と考えるのは人間の迷いでしょう。

豊かな生活、快適な生活を手に入れるために、人間に生まれてきたのでしょうか??

それが、人間として“本当になすべきこと”なのでしょうか??

よくよく考える必要があると思います。


こんなことを言うと、


「今、楽しいことをやればいいんだ。
 それが、その時その時の、生きる目的。
 そうやって生きてゆくのはなんのため?
 そんな面倒な問題は、忘れたほうが面白く生きられるよ」


という人があります。本当にそんな主張を貫けるでしょうか?

その「楽しみ」の実態について、「欲望を満たす喜び」をここでは考えてみたいと思います。

以下、「なぜ生きる」(一万年堂出版)からの引用です。


・・・・・・・・・・

私たちの欲求はさまざまで、

・おいしい物が食べたい
・流行の服が着たい
・車が欲しい
・恋人がいたら
・……

そのほか、あげればキリがありません。


欲望を満たすと、不満や苦痛は解消します。
その過程で感じる「気持ちよさ」が、欲望を満たす幸福感です。


たとえば喉が渇いたときにコーラを飲めば、"スカッとさわやか"な快感を覚えます。
しかしその気持ちよさも束の間で、もう一口、また一口と、次第に渇きが癒されるにつれ、爽快感は減退します。

渇きが減ってゆく過程だけがおいしいと感じられるのです。

百パーセント"渇き"がなくなってからのコーラは、逆に苦しいものとなるでしょう。
痒いところを掻いている快感が、やがて痛くなるのと同じです。


不満がなくなると苦痛に変わる。
これは「限界効用逓減(げんかいこうようていげん)の法則」と名づけられている、いろいろな場面で見られる現象です。


デートの喜びも、新しく始めた趣味の楽しみも、回数を重ねるにつれ、かつての興奮が味わえなくなってくるのではないでしょうか。

欲望を満たす"気持ちよさ"は強烈な幸福感ですが、すぐ消え去る宿命は、まぬがれようがありません。


苦しみの新しい間を楽しみといい、楽しみの古くなったのを苦しみといわれる、ゆえんです。

・・・・・・・・・・


「楽しみ」と思っているものは「苦しみの新しい間」であり、それが古くなると「苦しみ」になる、というのです。

楽しく生きられる社会を実現しようと努力しながら、多くのうつ病患者を生み出し、自殺大国となってしまったニッポン。

何が本当の苦しみの原因であり、何が本当の幸せなのか、私たち一人一人が絶対に知らねばならないことでしょう。


○~思い出日記~○


今、8月2、3日に富山に行くプランを思案中です。
今回、初めて富山に行かれる方もあり、レンタカーで観光も兼ねていこうと思うのです。

一昨年、車で行ったときは、世界遺産の五箇山の合掌造りの集落に行きました。

4月でしたが、まだ雪が積もっていて、すごかったです。

あと、日本の渚百選に選ばれている景勝地、雨晴海岸もすてきでした。
(画像は、その雨晴海岸)


お寿司がすごく美味しいところなので、私も久々に食べに行こうかな…、と。


学生時代から、数えれば500往復以上している富山ですが、観光したのは1回だけ。
う~ん、何と言うか…。
(ーー;)


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発行人:Hidekuni Moriyasu

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