今日は、3時に岡山を出発、レンタカーで富山に向かいます。
北陸は雪がしんしんと降っているそうです。
運転気をつけます。
さてさて、今回は、こんな話を紹介しましょう。
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昔、三度の飯より酒好きな男が、旅で宿屋に泊まった。
荷物を置いて、早速、近くの酒屋へ走った。
飲むほどに酔うほどに、いい気分で宿屋に帰る。
蚊の多い夏のこと、部屋にはすでに蚊帳(かや)が吊ってある。
酔眼もうろうの男は、手前のノーレンを蚊帳と間違え、ノーレンくぐって蚊帳に入ったつもりで寝込んでしまった。
徹夜、蚊に攻められ通しで一睡もできない。
“穴のあいた蚊帳を吊りよって”
と、翌朝彼は、さんざん女中に当り散らしたが、やがて己の非を指摘されて、苦笑して納得した。
その晩も彼は酩酊(めいてい)して帰宿する。
苦い昨晩の体験を生かして
“一枚目はノーレンで、二枚目が本当の蚊帳じゃ”
と鼻歌まじりの彼は、二枚くぐって寝込んだ。
ところがまたまた蚊の襲撃で眠れない。
だが今夜こそは蚊帳に入っていると確信する彼は、入り直そうとはしなかった。
実は、昨晩のようなことがあってはと、女中がノーレンをまくり上げておいたので、一枚目で蚊帳に入り、二枚目で外に出ていたのであった。
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(*≧m≦*)ププッと思わず笑ってしまいました。
こんな話なら笑い話なんですけど、「つもり」は、事と次第によっては怖いと思います。
元気なつもりで、実は病気だった。
うちの会社は大丈夫と思ってるつもりが、倒産寸前だった。
受験に受かってるつもりが落ちてた。
お金を支払い終わったつもりが、まだ残っていた。
わが子は大丈夫と思っていたつもりが、いじめにあっていた。
……
思えば確実なものは世の中に何一つないのに、安心してしまっている自分がいます。
こんな危ないことはない。
お釈迦さまは、「諸行無常」と説かれているけれど、仏説まことを知らされる事例ばかり。
つもりの満足、つもりの安心では、「こんなはずではなかった」という後悔が残るだけ。
人生で真に価値あるものを知ることが先決だと、改めて知らされます。
○~思い出日記~○
チーズケーキが大好きな私です。
特にベイクドチーズケーキが、たまらなく大好き。
昨日は、岡山の文化講座に参加しておられる方が、大学のサークルの部員と一緒にチーズケーキを焼いてくださいました。
とっても美味しかった♪
う~ん、幸せ!!
(@⌒¬⌒@)♪
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