最近の研究結果で、子供のころにより多くの自然に触れたことのある人の方が、大人になってから芸術的な才能が開花しやすく、人間的な成長も著しいという報告がされているそうです。
ニュートンを初めとして、世界の科学者や文学者たちも、「自然の中で人間の創造力は育つ」と考えていたんだそうですよ。
あの天才マンガ家の手塚治虫さんも、
「森や草原で僕はたくさんのことを学んだのです。そこには何もなかった。だから僕はそこで創造力を働かせて、いろいろなことを空想しました。」
と、書き記しているんだそうです。
何もないから創造力が鍛えられ、何もないからこそ、何かが生まれるのかもしれません。
そう考えると、ほぼ毎日、学校と塾に行って勉強ばかりする生活習慣や、何でも与えられる環境は、人間の成長に弊害が生じてくるのかもしれませんね。。。。。
勉強はとてもいいことだけど、やらされている感の中でだらだらするのではなく、
よく学び、よく遊び、よく寝る・・・・・
といった切り替えが大切になってくるんだと思います。
日本人は、今まであった既存のものを、改良したり応用したりする技術は、世界でもトップレベルです。
でも、何もないところから新しい物を「ひらめき」によって創造する力は、平均的に見て劣っているといわれています。
残念ながら、自動車などの交通手段を使わないと、簡単に自然に接すことが難しい時もありますが、できるだけ積極的に自然に接する機会を持ちたいものですね^^
話はずれてしまいますが、フィンランドでは、マイナス15度という寒さの中、生まれて間もない赤ちゃんを、ベビーカーに乗せたまま屋外で昼寝させることを、フィンランド政府が推進しているんだそうです。
フィンランドの赤ちゃんは、実に気持よさそうに、すやすやと昼寝をするんだそうですよ(^^ゞ
もちろん、最初のうちは5分、慣れてくると10分、、、というように、短めの時間からスタートするそうですが、
これにより、肺が鍛えられ、男の子も女の子も、あまり風邪などひかずに丈夫に育つんだそうです。
私達の感覚から言うと、すごくスパルタに感じますが、それだけ自然と共に生活しているということなんでしょうね。笑