聴き手さんと話し手さんが、違和感なく沈黙に耐えられる時間、沈黙を待てる時間って、どれくらいだと思いますか?
人にもよりますが、普通の状態で通常、聴き手さんは、質問してから2・3秒で違和感を感じだすといいます。
答えを聴くのに、2・3秒しか待てないんです。
早く答えろよ!・・・って感じです。
では逆に、話し手さんは、質問されてから答えるまでに、通常40秒で焦りだすと言われています。
考えている間、40秒くらい沈黙でも違和感を感じないんだそうです。
この差がコミュニケーションのすれ違いを生むことがあります。
沈黙って、だれでも苦手だと思うけど、この差を理解して、ゆっくり考えさせてあげる余裕を持ちたいですね。
この時に1つ、見極めなければいけないことがあります。
私たちが沈黙するとき・黙るときって、どんな時でしょうか?
・考えているとき
・反発、答える気が無いとき
・答えが分からないとき
・質問の意味が分からないとき などなど
沈黙の意味を、しっかりと見極めなければいけません。
考えているなら待ってあげればいいですが、質問の意味が分かってないのなら、質問の仕方をかえてあげないといけませんね。
沈黙するときの理由で、次の質問が変わってきますよね。
よい質問は よい答えをつくる。
沈黙することで、相手に考えをまとめる時間を与えたり、相手の言葉を引き出すことができる場合があります。
沈黙は恐れず、沈黙の種類を考えて待ってみましょう。
特に、即決できるタイプと じっくり考えるタイプとでは、ここの時差が広がって当然です。
自分と相手は違うということを理解して、ぜひ心の片隅にでも置いておいてくださいね♪