私をずっと可愛がってくれた上司が送別に美味しいものをご馳走してくれるとのこと。

仕事が終わった後、二人でお台場のホテル日航東京 へ。

私のリクエストを聞いてくださり、お寿司をご馳走になりました。


ちょっぴり子供っぽくてかわいらしいところもあるけど、頼りがいもあり、

みんなのことをちゃんと見守っている、すばらしい上司です。

仕事帰りに二人で飲みに行くことは何度かあったのですが、

こんな風にちゃんとした所は初めて。ちょっぴり緊張しちゃいました。

好きなものをいつもの調子で美味しく楽しい気分で頂いていたのですが、

色々話しているうち「俺は今回本当に勉強させてもらったよ」との一言。

この言葉を聞いて、ハッと気づかされました。


マーケティング部に来てから4年間、仕事でもそれ以外でも本当にお世話になった方で、

今まで色々な上司がいたけどその中でも一番大好きな上司との食事。

未だに自分が会社を辞めるという実感を持てないまま、いつもの調子で楽しく食事していた私が

なんてバカなんだろうと、初めて気づかされました。


私の退職は誰もが驚き、意外だと言うくらい、普段の様子からは想像もできず、

上司もそのことに全く気づかなかったことが本当にショックだったようなのです。

以前別の送別会で他チームの上司が

「どれだけ○○さんがお前のことを思っているか、その半分も知らないだろう。」

と言われたのですが、その時は

「そんなことないもん。知ってるもん。」

なんて思っていたのですが、本当に私は何もわかっていなかったのでしょうね。

私が辞めることは、直接ではないにしても自分が部下の気持ちを察し、

対応してやれなかったことが原因だと悔やんでいるかもしれないのに・・。


最後に夜景を見ながらデザートを頂き、

「絶対むこうの会社に行ったら連絡しろよ。メシ食いに行こう。色々と話聞きたいし。」

と暖かい言葉を頂戴し、帰路につきました。


4年間本当にありがとうございました。

そして、本当に申し訳ありませんでした。