中学受験をして、4月から私立中学に通う娘の
~ 中学受験生活の振り返り ~
もしよろしければお付き合いください
小学5年 (新6年生) の3月。
娘が突然 「中学受験したい」 と言い出しました。
中学受験を目指すご家庭の多くは、3年生 (新4年生) の2月から塾通いが始まるのに
今からで、はたして間に合うの
学校見学や説明会だって行かなきゃいけないし、習い事も辞めなければならないかも・・・
しかも私は4月から子供会の会長就任が決まっていてかなり忙しくなるというのに、
きちんとサポートができるかしら・・・
と、悩む私を尻目に、大好きだったゲームなどを一切封印し、猛勉強を始めた娘。
「これは本気だ」 と思い、旦那に相談。
「本人がやる気ならいいんじゃない」 と受験することをOKしてくれたので、急いで入塾。
習い事の チア ・ ECC ・ ピアノ のうち、年中からずっと続けていたチアを辞めました。
(レッスン日が土曜で練習時間も長く、通うのも往復90分かかっていたので、
受験勉強するのにネックだった)
塾のない日は、お友達と遊ぶこと ・ ゲーム ・ テレビなどを我慢して、22時まで勉強。
土日祝日も、朝から晩まで12時間の勉強・・・
どこにもお出かけできず、私のほうがストレスが溜まりました
でも娘は猛勉強するものだから、「そのやる気はいったい何処から」 と聞きました。
「夢が見つかったから、それを叶えるために中高一貫でガッツリ勉強したい」 と。
意識高~い
いったい誰の子 (笑)
私が小6の時なんて、そんなこと全く考えなかった・・・
そんな娘。
自分自身のために頑張って勉強していましたが、居眠りも多くて・・・
集中してゾーンに入る時もあるのですが、コックリ・・・コックリ・・・が止まらない時もあり、
そんな時はいっそ仮眠させれば良かったのかもしれませんが、そんなヒマはない
起こしても起こしても、すぐコックリ・・・コックリ・・・
しかも反抗期も入っているものから、起こしても 「はぁ 寝てないし」 とキレるんです
それでケンカになることもしょっちゅうありました
すぐ逆ギレする娘に私もキレて、「そんなんじゃ中学受験なんて無理だよ」
と言ってしまったり、何度も何度も起こすことに疲れて、怒鳴って起こしてしまったり・・・
あるケンカの最中、 「もうイヤだ。なんのために勉強しているのか分からなくなった。
最初は受験勉強が楽しかったのに、今はママが怒るから楽しくない。
もっと優しくサポートしてよ~~~」 と泣きながら訴えられてしまいました・・・
その時、気づきました。
娘自身のための受験じゃなくて、いつしか私のための受験になっていたかもしれない・・・
と。
スタートがかなり遅かったので、個別指導塾 (もしくは家庭教師) を選ぶしかなく、
ただでさえ授業料が高いのに、春季講習代 ・ 夏期講習代 ・ 冬期講習代、
そして模試代 ・ 参考書代など、相当なお金がかさみました。
受験料だってこれからかかるし・・・
こんなにお金がかかっているのに、居眠りばかりして勉強が間に合わず、
受験に失敗してしまったら恥ずかしい・・・
お金も無駄になってしまう・・・
と、心のどこかで思っていたのかもしれません。
娘に泣きながら言われて、「なんてひどいことしてしまったんだろう」 と、私も号泣し、
深く反省しました
それからは優しく起こすことを心がけ、それでも居眠りが止まらなかったら
一緒に体操したり、コーヒーを入れたりと、とにかく怒らずサポートすることに徹しました。
そんなこともあったり、なかなか思うように成績が上がらなかったりと、
中学受験はいばらの道でしたが、結果は2勝1敗
第一志望 = かなりのチャレンジ校だったので、残念ながら不合格でしたが、
第二 ・ 第三志望校からは合格をいただくことができました
可愛い制服と、入りたい部活がある第二志望校にお世話になることを決め、
娘は大喜びだったので本当に良かった
くじけずに、よく頑張ったね
この1年で受験に挑めるまでのレベルに仕上げてくださった塾の先生には、
もう感謝でしかありません
役員の仕事などで忙しい私の代わりに学校見学や模試などに行ってくれたり、
終始優しく見守ってくれた旦那にも
入学説明会の受付で先生方に迎えられ、 「合格おめでとうございます」 と言われた時は
嬉しくて泣きそうに・・・
制服採寸で憧れだった制服の袖を通した時の、キラキラした娘の顔が忘れられません。
受験が終わり、封印していたゲームも解禁かな と思っていたのですが、
あいかわらず封印したままで、勉強も継続してやっているので、我が子ながらエライなぁと
中学からは大量の宿題が出されたので、あまり息抜きもしていられませんが、
でもちゃっかり、お友達とカラオケに行く約束はとりつけていました
終わりは始まり。
4月から夢に向かって、6年間の中高生活ガンバレ
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました