はっさくの様子がおかしいと思ったのは2年前の10月のこと。
いつもはそんなことしないのに、なぜかトイレで横になっていた。
はっさく、どうしたの?と声をかけてもいつもの表情で、特にぐったりするでもなく。
今日はそんな気分なのかな?と大して気にもせずにいた。
でも30分後、別のトイレで横になるはっさくを発見。
なんか変…と思ってそこからはっさくをチラチラ観察していた。
すると、そのままトイレにしゃかみこんでおしっこのポーズをするんだけどなかなか出ない様子。
その後すぐにほかのトイレに行き、同じことをずっと繰り返していた。
絶対なんか変、と思ってすぐにネット検索してみると、尿路結石の文字が。
まだ動物病院が開いてる時間だったのですぐに駆け込んだ。
病院ではやはり尿路結石との診断で、早く見つけてくれてよかったね、もう大丈夫だよと注射を一本打ってもらった。
特に薬も出ず、この薬はゆっくり3日後から効いて長く効果がもつからね、と説明を受けて帰宅。
だけどそこから2日後の明け方、床で浅い息でぐったりするはっさくを発見。
祈るような気持ちで2日前に行った病院が開くのを待ち、一番で飛び込んだ。
「あぁ、こりゃダメだ。昨日連れてこなきゃダメだったよ。なんで連れてこなかったの?完全に詰まっちゃってるよ」
と言われて頭が真っ白。
「うちではもう何もしてあげられないし、日曜日だから市内で対応できるとこないから、今から県内の病院電話しまくって処置してくれる病院探して。このままじゃ死んじゃうから急いで探して。」
と診察室を追い出され、震える手で県内の病院を検索して、なるべく近くの病院に電話した。
声が震えて、何を言ったらいいのかも頭の中でまとまらなくて、なんとか状況を説明したら、すぐに対応するから急いで来てくださいと言ってもらえた。
助けてくれるところがあった!と少しだけホッとして、それでも震える右手を左手で押さえつけて、歯を食いしばって運転した。
長くなるのでつづく。
☆ちなみに、最初の病院には何があっても二度と行かないと心に決めている
(`・ω・´)ふんすっ!