義母の在宅介護、毎週水曜日と金曜日は訪問ナースでです。
利用している看護ステーションの男性ナース3人が入れ替わり来られます。
そして火曜日の訪問リハビリのPTさんは元気で可愛いらしい女性の方です。
この方も同じ看護ステーションの方です。
ですので、義母の情報は皆さんで共有してくださっていて、全てにおいて対応が素早いです。
みなさん、義母が希望がもてるようにとあれこれと思考を巡らせてくれます。
先日はVRゴーグルを持ってきてくれました。
義母はVRゴーグルにiPhoneをセットしてGoogleマップを見ました。
もちろん、九州の義母の実家付近のマップです。
うちでも時々、iPadでマップのストリートビューは見せていたのですが、VRだと立体的には見えます。
思わず義母も右へいったり左へいったり(のつもり)で、首を動かしてましたよ。
ナースやPTさんが、義母との会話を繋ごうとすると、どうしても、義母の昔の事、九州での生活などのquestionになります。
それは仕方のない事。
ただでさえ、なーんもしたくない、という義母。
直近の話題がないのです。
「九州はこちらより暑かったですか?」
「どんなお料理をつくっていましたか?」
「お店でどんなもの売っていたんですか?」
(長年、金物店を営んでいたので)
義母のanswerはいつもひとこと。
「いいやぁ…」
「あんまり…」
「おぼえちょらん…」
などなど。
そして、決まって最後は
「…かえり、たい…」
隣室から聴こえてくるこの義母の最後の言葉。
私はこの言葉を聞くのがいちばん辛いです。
義母は今のような生活を考えてもみなかったと思います。(涙
おっと、私が辛くなってもしょうがない!
義母の叶えてあげられない望みの事で、心を痛めるのはやめやめ!
心を落としたら負け!
ダークサイドには行かない。
スターウォーズか!(笑)
フォースよ永遠に。
負けられん!(笑)
1日1日を大切に、今自分がしてあげられる事を丁寧に動いてケアしてあげるしかありません。

