明々後日、入院中の義母が帰って来ます。

その前に、義父の事、書きます。

義父曰く、「人見知り」だそうです。
義父母は、九州で長い間金物屋を営んでいました。

炭鉱の町で金物屋が繁栄していた時は、今でいうホームセンターなみの品揃えで、人を使っていたそうです。

しかし、炭鉱の閉山に伴い、賑やかだった町も過疎の一途を辿り、現在、義父母の実家のJRは無人駅になっています。

「人見知り」って、おじいちゃん、どうやって商売してきたの?
と言いたいですよ私は(笑)

認知症ゆえの変化なのか?
もともとそうだったのか?

でも、同居してわかったのは、「人見知り」って案外本当の事だったのですよ。

金物屋は、きっと義母が上手く立ち回って、繁盛してきたのだと思います。


義父は同居してから、我が家に来客があるのを凄く嫌がります。

義母のケアマネジャーさん、リハビリの方、訪問ドクター、など来訪時は部屋に引きこもりです。

そして、来訪者が帰ると部屋から出てきて、
「ここに人がおったからトイレにいかれんかった」とブツブツ言います。

最近、私も学習したのですが、事前に
「〇〇さんがくるからね」と伝えておくと
ヤバいのです。

義父は落ち着かなくなって、部屋を、ウロウロしだし、トイレに何回もいったり、マンションの廊下にでたり、機嫌が悪くなってだんだん興奮してきます。本人曰く、
「どこにおっていいかわからん」のだそうです。

で、訪問者の情報は事前に伝えないことにしました。
義父は見知らぬ人がいきなりきても、なんとか、挨拶だけはできますから。
事前に伝えなてないから義父のどこにおっていいかわからんという事からおきる不安や興奮は現れません。

そんな、認知症がすすんでいる義父、病院に連れていっても、待つのがイヤらしく飛び出してしまいます。


義父は認知症の検査、介護認定をずっと拒否し続けるので、義母のケアマネジャー、市の包括支援センターの方にも、何度か相談しましたが、なんとも策がなく、、、、


そんななか、この夏、義父の叫び声、
(日中、夜間は強烈)が激しくなって夜中にテーブルや壁を叩き、
うぁ〜、うお〜、と大声を出し続けたのです。ついに我が家は老人ホームから精神病院に〜!

私も発狂寸前!

私が倒れないうちに、騙し騙し義父を病院に連れて行き認知症の診断をしてもらい、介護認定調査までこぎつけました。


その、経緯は次のブログで書きますね。




茶茶子