昨日、3月11日2時46分。
TVをつけて、旦那とチビと共に黙祷を捧げました。
私は黙祷中、胸中でさえ言葉が浮かびませんでした。
「どうぞ安らかに」という思いはもちろんだけど、
そんなんじゃなくて、もっと切なくて、悲しくて、重くて、
正直、もうどう祈ればいいのか解らなくなりました。
どんな言葉も違う気がして、ただただ想いだけが募って、
何故だろう?1分間が、ものすごく短く感じました。
あの日、大切な家族を失った人、大切な仕事を失った人、
そして命を失った人の心の辛さや痛さを100%わかってあげることは、
何も失うこともなかった私にはおそらく無理なのでしょう。
だけれど、気持ちに寄り添い、一緒に泣くことはできます。
あの日の事を自分の中で風化しないように、
亡くなられた2万人もの人のためにも、
思い出した時にはいつでも祈ろうと思いました。
青森で生まれ育ち18年、東京で14年、宮城でまもなく10年。
身内はいないけれど、今やこの地は第三の故郷になりました。
そしてこの家は、いつでも里帰りできるチビの実家になり、
この地はチビの生まれ育った故郷になります。
守りたいなぁ。
きっと福島の人だって同じ気持ちだと思います。
うん、できることからしていこう。
「あなたたちの未来を私たちが諦めちゃいけない!」
って、ロビンちゃんの母ちゃん言ってたなぁ…。(byワンピース)
このセリフ、自分が親になって、さらに重みを増しました。
また一年後、今よりもっと笑顔が増えてることを祈ります。