記念すべき一歩 | チビといっしょ生活

チビといっしょ生活

妄想癖あり42歳主婦が垂れ流す育児の記録。極めて低めのクオリティでお送りしてます。

爽やかな朝の空気を感じながら朝食代わりのプレーンドーナツを味わい、

ブラックコーヒーを楽しむ私の風情とか雰囲気とか情緒とかを一切無視して、

毎度毎度息子が「お母さんウンコ出たー」と和室から飛び出して来る日常が、

「幸せ」というならば、甘んじてそれを「幸せ」として認識すべきなんでしょうが、

もう一人の自分が「違う違う、そうじゃない(by鈴木雅之)」と否定してやみません。


そんな感じで、(あとこんな感じでも→【参照記事】

「ウンコ」と深い事情になりつつある、最近の私とチビの関係ですが、

突然、何の前触れもなく終止符が打たれました。


そのXデーこと、10月14日。


ウンコパンツの洗礼を頑なに恐れる私は、

相変わらず「ウンコ出るまでオムツ」な日々だった訳で、

その日もブレることなくオムツしてたんですよ。


あ、誤解を避けるために念押ししときますが、

オムツはチビですよ?私じゃないから。


で、話しは戻しますが、チビがウンコしまして、

んじゃ、セクシーパンツにしましょうか、と、

ヒョウ柄のボクサーパンツ(←どうでもいい情報)に履き換えたんですよ。


よし、あとは普通にシッコオンリーだな、と。

平和で平凡な一日の始まりだな、と。


このままウンコに襲われない平穏な一日が保障されたと思ってた矢先、



チビ 「おかあさん、ウンコ…」


ユト 「はぁっ!?」



もうね、青天の霹靂。

今日はウンコ終わったという事実にすっかり甘んじてた矢先だったわけで、

もうね、心臓が跳ね上がるってこういう感じ?みたいな。

ウンコパンツウンコパンツウンコパンツって単語が頭の中グルグル駆け巡って、

マルマルモリモリウンコがでーたよー、って脳内で替え唄歌ったくらいにして、

自分、この一瞬で結構イイ替え唄思いついちゃったよね、みたいな、

もうそんなこと考えてる場合か!と、もう一人の自分が胸倉つかみながら、

しっかりしろ!と叱咤してたよね。



ユト 「出ちゃった!?」


チビ 「パンツ、汚れちゃうよぉぉぉっ…ダメだよぉぉっ」



よっしゃ!まだ未遂だし!!


てなわけで、速攻トイレに連れてきまして、急いでパンツとズボン脱がせるんですが、

若干の焦りが伴ったのと、チビの「おかあさん、ウンコでちゃうよーでちゃうよー」という、

恐ろしい脅迫まがいの訴えに煽られて、思った以上にモタついたりしたんですが、

何とか無事に下半身スッパにて準備完了。

ヒラリと便器にまたがるチビが、今まさに戦場へ繰り出すべくウマに跨る、

どっかの国の騎士団長に見えたね。(幻覚です)



チビ 「おかあさん、外出て!閉めて!」


ユト 「うんわかった!待ってる!頑張って!」



しばらくしたらね、お母さん出たーとの声が。

ウソだろ?まさか…まさか…と思いながら確認したら、ほんと、マジ出てた。


キタキタキタ                   !!!!

とうとうきた夢のゴール。


こ、これで紙オムツは夜だけになるわけで、

家計の出費も軽減されるわけでウハハハハハ、みたいな。


ま、まだまだ油断は禁物ですが、非常に嬉しい大いなる飛躍。


参考までに、我が家のチビの場合、3歳の誕生日過ぎてからダラダラ緩く、

今日からトイレトレーニング!と気合い入れて線引きすでもなく、

たまにトイレ座らせてみたり、トイレでオシッコした方がいいぜ?

カッコイイパンツ履けるぜ?ウンコ、トイレでできるといいね!と語ってみたりで、

9割オムツ、たまにタイミングみてパンツというヌルい感じで過ごしてました。


3歳4ヶ月。

特に教え込むでもなく、ほとんど紙オムツだったんで、

漏らしたり漏らされたりでお互いイラつく事もなくここまでたどり着けました。

ま、紙オムツに頼り切ったのは、私が極端に汚物処理が嫌だ、

というのもあったんですがね。(すんませんヘタレで)

あ、別に私、潔癖症じゃないですよ?

トイレ以外ろくすっぽ手も洗わないしハハハハ。


でさ、私の結論。

「平均」を気にして早く始めてもロクなことない。

出来なくてムキー!漏らされてムキー!汚れてムキー!みたいな。

イラつくと優しくできないし。


世の「トイレトレーニング」っていう単語に踊らされてるけど、

何だ?トレーニングって。

私的にはやっぱ、「オムツ外れ」ってのがシックリくるかな。


まだまだ完璧にオムツが外れたわけじゃないんだけど、

とりあえず、次のステージへ一歩、みたいな。

小さな一歩は日々踏みだしてる3歳児だけど、

トイレでウンコはちょっと大きな一歩だなぁ、と。


こうしてどんどん出来る事が増えて、

どんどん手がかからなくなってきて、離れて行くんだなぁ。

嬉しくて頼もしいけど反面淋しいなぁ。


ま、だからといってウンコパンツ洗うのはイヤ。(キッパリ)



そんな感じの記念すべきトイレウンコデビューでした。