2歳と5ヶ月を迎えたチビ。
乳児だった頃がまるで嘘だったかのような我が子の成長ぶりを噛みしめつつ、
ああ、なんて大きくなったんだろう…と、見つめる私の視線に気づいたチビが、
満面の笑みを浮かべながら両手を大きく広げ、
今日も私の胸に向かって飛び込んでくる。
「おっぱ いっ!!!」
ははは、この人まだ吸ってますからね、オッパイ。
2歳5ヶ月、まだまだ現役。
まぁ、吸ってるっつっても、あんま出てないからね。
ホボしゃぶってる状態。ほんと、オシャブリ。
でさ、そろそろ会話も解る時期になってきたので、
「ね、君いつまで吸う気?」と、毎回毎回尋ねてるんですが、
サッと視線を逸らされるばかりで、いつまでたっても回答が得られません。
まるで、「前向きに検討いたします」と適当にその場逃れをするように。
お前は腹黒い政治家か、と。
そんなわけで、オッパイ事情。
日中全然吸わない日もあるんですが、
フと思いついて吸いに来ます。
特に寝る前にはかかせません。
2~3度、勝手に力尽きて昼寝したこともありましたが、
ほとんど儀式のようにオッパイです。
夜は100%です。
えーと、いつやめるんだろ?
断乳じゃなく卒乳って決めてるから別にいいんだけど、
この人、やめる気、さらさら感じられないんですが。
何か、定年退職後も延長に次ぐ延長で、
辞めさせてもらえない社員並みだよね、私のティ首。
ま、そのうち近い将来、
「俺一人で育ちました」みたいな顔するようになると思うので、
卒乳までの愛らしい時間を満喫するつもりですが、
「いつ卒業すんの?おっぱい」みたいな思いもあったりで。
人の心って、やぁね。
それより、義父母や実母に「まだ吸ってるの?」って言われると、
ブッチャケなんかちょっと面倒くさい。
昔の人は、早く断乳させるのが当然みたいで、
どうも「母親が子離れできてない」と思ってるフシがあるようです。
「今は卒乳も推奨されてて…」なんて説明するのもアリだろうけど、
なんか言い訳だと思われそうだしね。うん、面倒く(以下略)
そんな訳で、チビと私の体の関係、まだまだ記録更新しそうな勢いです。