ゴロゴロ寝転がってガーゼと戯れるチビを眺めながら、
フ、と思ったんですけど、何そのプクプクの頬っぺとか、
プクプクの太ももとかプクプクの足の甲とか。
一体全体何が詰まってんの?
ま、まさか、夢や希望がタップリ詰まってんじゃ…(ごくり)
ちょ、誰か私をとめて。(他力本願)
そんなプニプニのチビと一日中遊ぶ日々。
今日もご寵愛賜ろうと、ご機嫌伺いつつ、
ガーゼと戯れるチビの横へ寄り添ってみました。
イダダダダダダダーッ!!!!
モッ、モミアゲッ…毛っ…ちょ、イダッ…!(ブチブチ)
えと、固く握りしめられたチビの拳に髪の毛5本くらい挟まってた。
うわー、しかも何?その達成感みなぎるイイ顔は。
まぁ、しょうがないよね、まだ赤ちゃんだもの。
気を取り直して、チビにピッタリ添い寝しながら、
後頭部のフワフワ毛に顔を埋めつつ、
チビ~、と囁きながら、フガフガとインコ臭さを堪能。
ガッ!
イダッ!
ちょ、何?今の裏拳!
お母さんの眼球にクリティカルヒットしたんですけど。
狙った?ねぇ、狙った!?
いやいやいや、たまたまだって。
貫禄あるけど所詮は赤子。
この世に生を受けてまだ数か月。
そんな腹黒さ、持っててたまるか。
ユト 「よーし、お母さん、ラブラブ抱っこしてあげるよー!ギュー!
チビ大好kオェェェッ!」
縦抱っこでギュッと抱き寄せた瞬間、
思いっきり口の中にコブシ捻じ込まれた。
うん、軽くえづいたよね。
やー、なんつーの?
成長の証だって解ってるよ?解ってるんだけどさ、
実は私の見えないところで、
ニヤリとほくそ笑んでるんじゃないかって、
思わずにはいられないんですけど。