最近、チビと二人きりの買い物もメッキリ慣れ、
だいぶ楽になってきました。
といっても、座り込みストライキとか、まだやるけどね。
でも、「オモチャは今日買わないからね」というと、
ちょっぴりシュンとしつつも大人しく引き下がることが多くなった。
しめしめよしよし、成長してるね。
んじゃ、ご褒美に、と、ジュースを買ってあげたりなんかして、
ああ、私、「召し使い」から「お母さん」に昇格してるっぽい?
なーんてムフフと思いながらレジで会計を済ませ、
穏やかな気持ちでエコバックに商品を詰めてたんですが、
予想だにしなかったモノがカゴに入ってまして。
え、ちょ、何これ私買ってない買ってないって。
マジ全然記憶にないんですが何この白昼夢みたいな感じ。
軽く「若年性アルツハイマー」という文字が脳裏をよぎったんですが、
ちょっと待て、と。
落ち着け、私、と。
「若年性」はもういらない年なんじゃないか、と。(そこじゃない)
ともかく。
犯人は恐らく、つか、確実に、
私の足元でジュースを握りしめてるお前だろう、みたいな。
ああああああもうっ!いつの間に!?
私がジャンプのONE PIECEを立ち読みしてる間に?
それとも麩菓子を買おうか買うまいか迷ってる間に?
ああ恐ろしい。
油断してると今後エスカレートして、そのうち鍋とかフライパンとか
マムシドリンクとか痔の薬とかカゴに突っ込まれるかもしれない。
そんでレジでエライ恥かかされることになるんじゃ…
ヒィィィ!これは警戒しなくてはっ…(ごくり)
チビの手による「招かれざる商品」の投入を全力で阻止するのだ!
そう、例え異常に警戒し過ぎて周りのお客さんから、
「あの人、殺し屋にでも狙われてるのかしらね」なんて、
ヒソヒソされたりしてもかまわない!…(かまえよ)
なぁんて、自分の意志と無関係に買ってしまった電球を握りしめ、
脳内でイロイロ繰り広げてたわけなんですが、結局返品できませんでした。
ああ神様っ…小心者の私にどうか御慈悲をっ…。
つか、今後はチビにハメられないように全力で買い物頑張ります。くそっ…。