嬉しいくらい家事がはかどる今日この頃。
ああ、こんな日がやってこようとは…。
ほんの数か月前までは、
「抱っこされないと死んでしまう病」で、尚且つ、
「下におろされると死んでしまう病」を患ってるんじゃないかっつーくらい、
抱っこ抱っこ抱っこ乳抱っこ抱っこ抱っこ乳抱っこ抱っこだったのに。
いつのまにやら精密な背中センサーは鈍くなり、
私が「絵本読んで遊ぼうよ!」と誘ってもシカトこくくらい、
一人遊びに熱中するようになりました。
こら、無視すんな。(あ、泣きそう)
ま、冗談はともかく、チビが遊んでる間に掃除機をかけようと、
隣の寝室からリビングへ掃除機を運んできたんですよね。
今まではおんぶされながら見下ろしてた掃除機が、
今、自分の目の前に現れ、テンション高めに挑むチビ。
楽しそうにアーウー言いながら強気に掃除機をペチペチ。
うんうん、と、微笑ましげに思いつつ、
掃除機のスイッチをオン。
刹那、掃除機の後部から噴き出す強風が、
チビの顔面を直撃。
もうね、アワワワワワワワワワってなってた。
パニックって、こういうこと?みたいな。
フガフガ言いながら両腕をブンブン振りまくり、
あげくバランスを失ったチビは、そのまま後ろへ倒れてった。
うん、若干スローモーションかかって見えた。
ウワァァァァンッ!ヒーンッ!!ヒーンッ!!
キタ
すぐに体勢を立て直し、
大泣きしながらも高速ホフク前進でニジリ寄り、
早く抱けとばかりに私の足元へ縋りつくチビに、
「大丈夫!?チビ、怖かった!?ゴメンゴメン…」
って言いながらも、たぶん私、スッゴイいい顔してたと思う。
鏡見てないけどマジ自信ある。
何度
想いを
募らせただろう
夢にまで
見るほどに
もうね、ポエムだって作っちゃうっつーの。
いやいやいや、ほんと、仕方ないっつーの。
だってさ、BCG接種しようが三種混合3回打とうが、
泣かないんだものこの人。
強く願っても叶うことのなかった夢が、
生後8ヶ月を目前に控え、今こうして現実に…!
オンオン大泣きしながら、抱っこする私にギュムっとしがみつき、
私の足元にたたずむ掃除機を睨みつけるチビ。
オーッ!ジーザスッ……!!(天を仰ぎつつ)
ハァハァ…すんません…ハァハァ…
「泣き縋られる」って、最高ですね…ハァハァ…
当分これだけでご飯3杯は軽いかと思われます隊長!(激しく敬礼)