アールちゃん(ラブラドールレトリーバー ブラック)
ルカちゃん(ラブラドールレトリーバー イエロー)
4/2 災害救助犬ネットワークの春季合宿訓練会に参加してきました

今回の練習会ではチームを組み、限られた情報から行方不明者を探し出すという想定で訓練しました。
アール、ルカ、そして新潟から参加のルナちゃんで1チーム組み、
それぞれの犬に指導手とは別にサポーターを付ける事で犬の些細な反応を見落とさない工夫も試みました。
出発地点から行方不明者が行方不明になったと思われる山頂付近までは高低差で約200メートル。
普通に登山すれば30~40分の道のりでも捜索をしながらだと4時間弱。
傾斜のきつい登山道。犬は鼻を効かしながら、人はそんな犬の様子を見ながら。
1頭が強い反応を示した場所は他の犬の反応も参考にしつつ、実際にその付近を捜索させました。
何回も同じ事を繰り返し、人も犬もヘロヘロになりながらも無事行方不明者を発見する事が出来ました

災害救助犬ネットワークにはいろいろな人がボランティアとして参加しています。
その中で、山登りのスペシャリストが登山者が遭難しやすいパターンを教えてくれました

それは
〈遭難が起こるのは下山の方が多い〉
理由として
・登頂が成功した事で気が抜ける
・体力が無くなって力が入らない
・集中力が無い状態で下山する事で道に迷いやすい
などが挙げられるそうです。
実際僕らが下山中危うくルートを間違える場面があり、スペシャリストは優しく微笑みながら
「そっち行ったら遭難しちゃうよ~
」

と教えてくれました

今回の成果や反省点を今後に活かしてまた頑張りたいです
