続きましての看板犬は、
ダンプくん(ジャーマンシェパード ♂ 5才)、登場
なんだか、おめめが光っちゃってます
さてさて、このダンプくん、はっち同様、
ボクが訓練所に在所中訓練を勉強するために担当させていただいたワンコです。
ダンプとは訓練競技会の最高峰である
日本訓練ジーガー競技会(JSV http://www.jsv.ne.jp )
や日本訓練チャンピオン決定競技会(PD http://www.policedog.or.jp )
に何度か出場、
昨年の日本訓練チャンピオン決定競技会では初入賞も果たしました
どちらの競技会も、年に一度だけ、長野県は霧ヶ峰高原で行われ、
全国各地の訓練士が集まり日頃の訓練の成果を
競い合います。(詳しく説明するととてもなが~くなるため、各HPをご覧ください)
ダンプの得意科目は警戒作業(防衛作業ともいいます)。
よくテレビで警察犬を紹介する時に用いられる作業の1つです。
ダンプは警察犬の試験を受けていないので、
警察犬ではありません。
しかし、競技会は警察犬でなくても、
決まった訓練資格に合格すれば出場できます。
近年ではドッグスポーツの1つとして競技の知名度も上がってきています。
この科目を教えると
凶暴になる、恐い犬なんだ、
なんて思われる方もいるかと思いますが、
全然そんなことはないんですよ
犬にとっては犯人役の人がウデに付けている
『袖』を奪い取ることがごほうびとなります。
この『袖』を咬ませる作業は、最初はタオルやらボールやら、
いわゆる『おもちゃ』で遊ばせることから始めます。
で、だんだんと『おもちゃ』を大きくしていき、最終的に『袖』になる、
というわけです。簡単にひとことでいってしまえば『遊び』の1つなんです。
と、ちょっと話がそれてしまいましたが、
この作業が得意科目のダンプですが、
最近は名取ドッグランパーク(http://dogrun-web.hp.infoseek.co.jp/ )
での無料しつけ相談中や、自分のでない競技会場で
あっちこっち徘徊していろんな人に愛想をふりまいています。
どうしても『恐い』というイメージが先行してしまうシェパードですが、
そんな先入観を払拭させるためにも、
ダンプには活躍してもらってます
…案外、競技会よりも人に愛想をふりまくほうがむいてるかも(笑)