日差しの強い所に居たんだ。
ホコリもかぶったし、
そろそろとキツイなーと思ってたら、
ゴー少佐が僕らを見つけてくれたんだ。
「梅雨入りってのに、こーーんなに暑くってさ。
君達も、シャワーでも浴びて来たらいいんだ。
ハハハ。
それは無理かー。
じゃ僕が手伝ってあげよう。」
ゴー少佐はさっきシャワーを浴びたってのに、
服着たまま僕らを洗ってくれたんだ。
ゴー少佐もびっしょびしょだよ。
ゴー少佐はアミロン
が好きだから僕らアミロンで洗ってもらったよ。
シャア。
シャアもゴー少佐に御礼くらい言ったらどうなんだ。
しかし…
洗車ならぬ…
洗モビルスーツか…
やるな。
ゴー少佐。
一度バスタオルでバラバラになった僕らを拭いてもらい、
これから乾燥タイムだ。
ごめんよ。
まだ僕には、日差しの強い帰れる所があるんだ。
こーーんなに嬉しい事はない。
分かってくれるよね。
ララアには、
いつでも、
会いに、
いけるから。
早く、
乾かないかな。