最近のMSTナイトレースのレベルの上がり具合ってすごいです。
もちろん「レースを楽しむ」って事を大前提に行われているレースです。
エンジョイクラスはハイエンドツーリングの参加が認められたハイスピード
バトルの王道で、基本、誰にでも手に入る物、かっこ良い物…ボディーの最低重量制限など
ある意味ラジコンレースの例に見ない厳しいレギュレーションに縛られたMSTのフラッグシップ
的なレースです。国産最新ハイエンドから外車ハイエンドまで…今年のホビーショー並みの最新のモデルが
集結しているクラスです。
続いて
エンジョイバスタブがあります。
一般的にバスタブシャーシということが大前提で基本ハイエンドシャーシはご遠慮下さい的な匂いぷんぷんクラスです。というと優しいクラスかというと実は参加台数はMSTナイトレース
最大参加クラスです。
つまり…気軽に参加できるうえにレースの厳しさ、車検の厳しさ、0.1秒の厳しさを感じながら楽しくレースが出来るというエンジョイという意味の詰まったオールインワンクラスです。
参加シャーシもさまざまで最近ではTTクラスやドリパケ仕様のボディーを使ったりシャーシを使ったりとまだまだ発展途上のクラスです。
そうです、MSTナイトレースはみんなの進化する舞台であり変な凝り固まった常識を覆す場所でもあるのです。
可能性を最大限試す事が出来るサーキットでありレースであるのです。
シャーシ自体の進化は大変素晴らしいものがありTA06を例にとってみても非常に考えられたシャーシと
つくづく思います。
では…
メカ類はどうでしょう…
ほんの少し前に2.4ギガの送信機がこの世にリリースされ一度に数十台の走行が可能となりMSTのような
階の違うサーキットでもバンド等を気にすることなく走行させることが出来るようになりました。
無線技術社会では画期的な事だったと思います。
続いて…サーボ
サーボにおいてもほぼデジタル化され寸分の狂いなく動作しているという信頼感は格段に良くなったと
思います。過去にはサーボ自体の能力を80%位に考えモーターで動作しているということで
「熱だれ」というものを気にしながら全体のレースを組み立てていたのではないでしょうか…
もちろん受信機も例外なくノーコンでシャーシを潰してしっまった…ということをほとんど聞かなくなったように思います。
その進化に伴い今や当たり前のブラシレスモーター
ブラシレス…つまりDCモーターと言われているモーターですがこいつがまた凄い技術の塊です。
メンテナンスはほぼフリー
あたりはずれの差は非常に少ない(ブラシに比べて)
熱に強い(70度までなら問題ないと言われてます)
消費電力が一段と高効率(バッテリー電力を効率よく回転に変換できる)
アンプなどは昔と比べ物にならないくらい進化をして日本最新技術の結晶的な価値の
ある性能を持った一品と言っても過言では無いといえるでしょう…
そしてほとんどの方がその最新技術の結晶を
装備されレースに挑んでおられます。
では…
進化していないものは何か…考えてみました。
そしてレースに対する不満なども…
そこで…
ひらめきました。
時代とともにシャーシやメカ類が進化しているのに
昔から変わらないもの…
そうです。
レース時間です。
もちろん耐久レースやエンジンカーレースなど例外もありますが
ここでは、EPで高い負荷をかけず決められたBTとKV値でレースを
しているにも関わらず…なぜか5分~8分です。
なぜでしょうか…
すいません。
はっきりわかりません。
マシン的な問題は現装備品では全く問題ないと思われます。
ということは人間の問題?
そうでしょうね…
きっとそうです。
人間の集中力や眼の事、、過去のレーススタイルに当たり前のように設定された決勝レース時間。
そこでレース時間を長くしたらどうか…
実車のレースも、バイクレースもラジコンエンジンカーさえも、もっと長いのです。
当たり前に長いのです。
5分、8分でセッティングやバッテリーの容量、充電されてるみなさん…
申し訳ありません。
上記の内容に疑問を持ちぜひレースをもっとエンジョイ出来るように考えた結果…
決勝レースを長くすることにしたいと思います。
エンジョイクラス Aメイン 8分→10分
バスタブクラス Aメイン 8分→15分
次回ナイトレースで上記カテゴリメインを試験的にレース時間を延長して行いたいと思います。
あまり聞いたことがないレース時間です。
少し考えてレースに参加しなければならないと思います。
バッテリー1本で走行タイムもテストしてみなければならないかもしれません。
(マッハ号ではバッテリー&モーターともパワーダウンすることなく走行出来ました)
お立ち台の位置も再確認しなければならないかもしれません
大変ではありますが…新しいラジコンレースの幕開けになるかもしれません。
数年後には当たり前の事になっているかもしれません
しかし不都合などあるかもしれません。
ですが…
きっと
マックスエンジョイハードバージョンホットサマーレースに発展すると思います。
ぜひとも
ご参加ください。