今までつるのさんファンの気になる点について書いてきたが、私はつるのさんを批判するアンチではない。

私も同じつるのさんファンの一人だからこそ訴えたい。


先日の舞台のように、つるのさん以外の出演者やつるのさんファン以外のファンが集まるような場を考えてみていただきたい。

そこではつるのさんに対する"一人"のファンのマナーが、つるのさんファン"全体"のマナーとして捉えられてしまう。

ファンの1人が非常識な行動をした時、他のファンや出演者から見れば「つるのさんファンはマナーが悪い」と感じる。

すなわち、ファン1人1人は"つるのさんファン"という看板を背負っているのだ。


だからこそ、自分だけよい思いができればよい、との考えを捨ててほしい。
たとえそれが無意識でも。


あなた1人の行動が他の何百、何千といる"つるのさんファン"、ましてや"つるのさんご本人"の評価に繋がっているのだから。





ここでもうひとつ、入待ち・出待ちに関して。


これらの行為は他の出演者や他のファンを気にする必要がないかもしれない。

だが、だからといって何でもありというのは少し違う気がする。


つるのさんファンならご存知の通り、つるのさんはファンが求めたことに対しては必ずと言ってよい程応えて下さる。

そこがつるのさんの素晴らしい所で、彼の優しさに惹かれてファンになった者もいるのではないか。


しかし本当につるのさんを愛するファンなら時と場を考えてほしい。

つるのさんだって人間なのだから毎日の稽古や舞台、レコーディングで疲れている時もある。


そんな時に、何が何でも会いたい故に連日"待ち"を繰り返すことは控えるべきではないかと思う。



しかしそうは言っても、するかしないかは各自の自由。

その自由を制限する権利は誰にもない。




当然ながら入待ち・出待ちを一切やめる必要はないと思う。


芸能人はファンの支えがあるからこそ活躍できる。



ただ、つるのさんの優しい性格をあだにとり、限度をわきまえない行為だけはやめていただきたいと切に願う。
初日から3日目の今日までで思ったことは、本当につるのさんファンの質が低い…ということ(>_<)。



第一部は"芝居"。

"芝居"というからにはヘキサゴンメンバーが役者として演技する姿を見るために来た者もいただろう。


にもかかわらず、つるのさんが舞台に登場した瞬間、黄色い歓声をあげる者もしばしば。


だいいち、出演者につるのさんが含まれているのだから、舞台上につるのさんが現れるのは当たり前。


つるのさんは芝居が始まってしばらく経った後に登場、ということもあり、そこでつるのさんファンから歓声があがると今まで他の演者が作ってきた舞台全体の流れが崩れる。

ライブやフェスじゃないのだからそこらへんをきちんとわきまえてほしい。




第二部は"歌謡ショー"、つまりほぼミニライブに等しい。


ここでもつるのさんファンのマナーが気になった。


1つはペンライト。

ペンライト自体はミニライブの雰囲気だから盛り上げるにはよいと思う。


しかし許せないのは、つるのさんが歌う時(つるのさん単独、ツバサ、フレンズ、最後)だけペンライトを振る者。


今回は"つるの剛士単独歌謡ショー"じゃなく、舞台の出演者全員が作り上げる歌謡ショー。


次の出演者が出てきた時にあからさまにペンライトを消すのは他の出演者に対して失礼としか言いようがない。




もう1つは、歌った後舞台袖に戻るつるのさんに対して執拗にファンサービスを求める者。


いくらすぐ近くの席だからといって、手を伸ばして出演者に触れようとしていた者は、今回のステージを"ファンイベント"と勘違いしているようだ。


舞台公演中に個人的にタッチを求めるとは言語道断。



あと1つ、最後に出演者全員が舞台上に出てきた時、2階席からなぜか「つるの」と書かれた垂れ幕が…

これにはつるのさんもびっくり。いわゆる"ドン引き"ってやつ。

他の出演者もその垂れ幕を見て一瞬「えっ!?」みたいな顔。


舞台は出演者皆が作りあげるもの。

「つるの」なんて垂れ幕を下げてる者に対して他の出演者は、「あの人はつるのさんだけを応援しに舞台を見に来たんだな。舞台の作品自体はちゃんと見てくれたのだろうか?」という思いになるはずだ。

特にラサールさんは。



他にも、つるのさんに向かって「つるのー」と叫ぶ者のせいでMCが聞こえなかったり。



マナーの悪いファンには辟易した。
つるのさんの歌とお話でとても楽しい時間を過ごすことができた。


しかし今日はいつもにも増して非常識なファンの行動が目立った。




このイベントでは事前に「赤ちゃんの泣き声はイベントの雰囲気に合致するので大歓迎」との予告があり、当日多くの赤ちゃんを抱いた親子さんや子供連れの家族が来場していたのは当然である。



だがイベント中、限度を超えたファンの行動が少なからずあった。



特にパネルディスカッション後、つるのさんが退場する時に非常識な奴がいてがっかりした。





舞台袖へと帰ろうとするつるのさんのもとへ、とある親子が2組、自席から舞台へ勝手に行き、つるのさんにプレゼントを渡したのである。


しかもそのうちの1組に関しては、プレゼントを渡した後、つるのさんと2ショット写メまで要求。



会場内撮影禁止は当たり前だし、イベント進行途中に出演者にプレゼントを渡すなどもってのほかだ。


本当にありえない。あきれるばかり。


どうしてもプレゼントを渡したいなら終了後にスタッフにお願いするか、つるのさんの事務所に送ることもできるはずだ。




つるのさんは700人の客が見ている手前もあるし、ファンに頼まれたら断れない性格ゆえに、困りつつも写メまで撮らせてあげていた。


司会者の人も子供を連れて来られちゃ、温かい会場の雰囲気の中じゃ何とも言えない立場だっただろう。



子供もまだ幼稚園生くらいだったから、自分で意思決定してあの場でつるのさんにプレゼントを渡そうと思ったわけではないだろう。


たとえ子供が渡したがっていてもそこを制御するのが親の役目ではないか。



全てはつるのさんファンの親の非常識さに原因がある。



この2組のせいで会場の空気が一瞬止まった気がした。



あの場にいたつるのさんファンなら誰もが不快な思いをしたと思う。





他にもファンの行動で気になる点はあったが、最低限のマナーは守ってほしい。



自分だけよければそれでよいじゃなくて、つるのさんはじめつるのさんファンの皆が気持ち良く楽しめるイベントになってほしいものだった。