お久しぶりです。
またまた少し長いブログになります。

2023年12月から2024年2月にかけてPRP療法を受けました。
自分なりに調べて検討した結果、受けようと決めた理由と目的は以下になります。

●炎症を抑えることができれば、骨や軟骨の変性の進行を遅らせることができる可能性がある。
炎症物質が骨や軟骨を変性させるらしく、炎症を抑えてその物質をできるだけ減らせたらいいなぁと。
→年齢的にあと3〜4年はもたせたいなぁと思っている。

●高知大学が実施していた変形性股関節症末期の方へのPRP療法の研究結果(痛みの緩和)がまぁまぁ良いと感じた。

●進行しすぎる前(初期とか進行期あたり)の方が効果が期待できるという情報(膝への投与での情報。膝は情報が多い)
→私の股関節の進行度は2023年9月の段階で左は初期〜進行期、右は初期という診断でした。

●とにかく、痛みを緩和してバレエをしたかった。

●どうしても春と夏のバレエの舞台に出たかった。


受けたPRP療法は一番オーソドックスな従来型のPRP(ACP)療法。
PRPも進化していて次世代PRPのAPS療法とかPRP-FDとか種類があり、APSは高額だけど効果が極めて高いとされる治療との記述を多く目にします。
しかしいずれもエビデンスは現段階では乏しいです。

変形性股関節症への投与に関する情報はとても少ないです、、、。
病院によってもPRPの内容や価格はいろいろです。

2023年12月、2024年1月・2月と1ヶ月おきに左は計3回、右は計2回投与。
論文などでは1ヶ月おき3回投与の事例が多いそうなので、私は左は3回受けようと決めていました。

PRP療法を受ける前の状態は両股関節とも痛みはあり。
左の方が痛みの度合いが強かったので、まずは試しに1回目は左股関節のみ受けました。
効果を実感できたので、左2回目以降は右もPRP療法を受けました。

効果は非常に個人差があるようです。
これから記載することはバレエをしていることを前提に私個人の状態ということをご理解ください。

また、私が調べた情報の限りではPRP療法は変形性股関節症を治すものではなく、痛みの緩和に効果が期待できるものという位置付けらしいです。


<左3回・右2回の投与が完了した2月中旬から5月中旬までの様子について>
掃除機掛けなどでの中腰での動きで痛みがあったのですが、現在は気になる程でもない感じです。
寝起き時の痛み、デスクワークからの立ち上がり時の痛みは多少ありますが、全般的に快適に過ごせています。
階段の上り下りも痛みなく行えています。

炎症が緩和されているのか、動きの悪かったお尻周りの筋肉もほぐれてずいぶん楽になりました。
痛い部分というのは炎症で過剰に反応している筋肉が固くなることで起きているように感じました。
股関節周りの筋肉はよく動いている感じです。

おそらく完全に炎症が治っているわけではないので、股関節周りの筋肉は硬くなりやすい状態です。
特に大転子にくっついている部分の外旋筋が硬くなりやすいので、セルフマッサージは欠かせません。
体幹・お尻周りのインナー、アウターのトレーニングは痛みが出ない範囲で日々やっています。
股関節を安定させるのに一番大切と言われている腸腰筋は意識して鍛えています。

PRP投与期間はバレエは控えめにしていました。
投与から2週間は休んで、次の投与までの2週間に2〜3レッスン程度。
本格的に再開したのは3月からでした。

その後、週3回のバレエレッスンでは気になるほどの痛みを感じずに快適にできています。
大きなジャンプやグランバットマンは軽めのほどほどで。
グランプリはせず、プリエは全般的に浅めに。

痛みの出方は日々異なるので調子の良い日もあれば、なんだか今日は痛みがいつもよりあるなと思う日もあります。
この治療の効果の持続目安は半年から1年くらいとのことですが、こちらも個人差がとてもあるらしく。。。。


<6月から8月中旬までの様子について>
概ね、普段の日常生活では快適に過ごしています。

バレエに関しては6月あたりから坐骨周辺の奥の筋肉の硬さが強くなり、ハムストリングスと坐骨の境あたりの伸びがかなり悪くなってきました。
深く前へパンシェしたり、アラベスクパンシェをすると筋肉が硬くてパツパツな感じで痛くで深くパンシェが出来ない感じ。
7月に入ってからはパンシェでの痛みがさらに強くなってきました。
バレエレッスンの後は少し股関節周囲が痛むようになりました。

7月からはレッスンを週3回から2回に減らしています。
無事8月の発表会に出ることができました!
PRP受けて本当に良かったと思っています。

バレエでの痛みが出てきているので、ひどくならないうちに8月下旬に両脚共にPRPを受ける予定です。
今度は連続投与はせず、1回受けてしばらく様子を見てみようと思います。

まだまだバレエは続ける気満々です。
また何か書くことができたらブログを更新します。