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本日の朝日新聞朝刊、折々のことば(鷲田清一)2016.9.30

 

 

生きている理由を・・・問わずにいられないのは、「問う自分」と「問われる自分」の歩調がどこか合ってないからだ。                    

                                                   神崎繁

 

「なぜ」という問いには二つの型がある。「何が原因で」と「どんな理由で」。

「なぜ生きているのか」という問いは、自分の中にずれや乱れが生まれつつあるときに立ってくる。そうだとすれば、この問いは人生への疑いというより、生きようとする自分への励ましと考えた方がいいと哲学者は言う。

                                      野矢茂樹編「子どもの難問」から。

 

                                                      敬称略