しかも熱中症といえば、日中の日射しが強い時間帯が危険という「感覚」もあるせいか、夕方や日没後はかかる心配はないと思っていた。
しかし、ヤツは突然やってきた!
【都内某所・日没後気温30度】
今日は友人との飲み会があるため、約束した集合時間に都内某所へ。
日没後とはいえ、湿度が高く生温い空気が漂う繁華街。
集合時間5分前に待ち合わせ場所へ到着し、近接の喫煙所で一服しながら友人らの到着を待つ。
実は風邪をひいており、若干体調に不安はあるものの、当日のドタキャンはできまいという気持ちもあって決行。
集合時間より15分が経過・・・誰も来ない。
1人は事前に遅れるとの連絡、1人は集合時間を過ぎてから遅れるとの連絡、更にもう1人に至っては連絡すら来ない(笑)
喫煙所で2本目のタバコに火を付けて一服していると、なんだか軽い立ちくらみが。おまけに腰が急に痛くなってきた。
その後、全身からサーッと血の気が引くような感覚。
なんだろう、風邪のせいかなと軽い気持ちだったが、どうやらヤツの前兆だったよう。
そして集合時間から30分後、友人達がようやく揃ったので、さぁ行こうと歩こうとした矢先、強烈な立ちくらみで目の前が真っ暗になる。
立っていられず、その場に座り込む。
大量の脂汗がブァーっと全身から吹き出る。
汗の量が尋常ではなく、再び血の気がサーしてきた。
「これはヤバい・・・救急車レベルかも」
更に吐き気と腕の痺れ、腰の痛みが襲ってくる。
友人が水を買ってきてくれ、しばらくその場でうずくまっていたら、なんとか歩けるレベルまで回復してきた。
発症から15分くらいで立ちくらみも軽くなり、力を振り絞って帰宅を目指す。
電車内で症状を調べてみると・・・
完全に熱中症の症状ですやん・・・
熱中症はレベルⅠからレベルⅢまであり、自分はレベルⅡに突入しかけていたくらいの症状。
なお、レベルⅢはすぐに救急車を呼んで病院にいかないと、最悪死に至るようだ。
ネットの情報に従い、途中の駅でスポーツドリンクを入手。発症からもうすぐ1時間経つが大分楽になってきた。
しかし腰が相変わらず痛く、ダルさもあって、満員電車の立っぱなしは非常に堪える・・・
そしてようやく帰宅!腹が減った。食欲はあるので、もう大丈夫だろう。
調べてみると、熱中症は日射しが強い日中だけでなく、高温多湿であれば夜間でも発症してしまうようだ。
体調が悪かったり、高温多湿な場所で水分補給ができていなかったり原因は様々なようだが、いずれにしても「自分は大丈夫!」と思わないことが重要。
なお、今後自分が人を待たせてしまう時には、冷房のある涼しい場所で待っていて欲しい旨伝えることにする。