本を1冊読破しました。


『「吉野の花」殺人事件』 吉村達也・著 (徳間文庫)


あとがきも入れて文庫で840ページとなかなかの量でしたが、タイトル通り結構簡単に読めました。

この人の作品は高校生の頃よく読んでいました。

今回読んだのはその中の推理作家・朝比奈耕作シリーズです。

他にもサイコセラピスト・氷室想介シリーズや警視庁捜査一課・烏丸ひろみシリーズなどがありますが、個人的にはこの朝比奈耕作シリーズがお気に入りです。

このシリーズが一番登場人物の心理が描かれているような気がします。

ま、他の推理小説をほとんど読んだ事がないのであまり偉そうには言えませんが、僕はこのシリーズを読んで泣きました…。


ただこの人の本は○部作みたいに数冊で完結するようなものが多いので、1冊読み始めるとどんどん買う羽目になってしまうことがあります。

ちなみに今回読んだ本も<四季の殺人>と題したシリーズの第一弾らしいです…。

まあ楽しいので僕は問題ないんですが。

あ、それからこの方ホラー作品もたくさん書いているのでそちらを読んだことがある人もいるかもしれませんね。


おすすめは朝比奈耕作シリーズの惨劇の村・5部作です。

これは『花咲村の惨劇』→『鳥啼村の惨劇』→『風吹村の惨劇』→『月影村の惨劇』→『最後の惨劇』の順に読まないと話がわかりにくいというなかなかめんどくさいものですが、興味がわいたら読んでみてください。