今月、GSX-S1000F号の2度目の車検を終えました。
その時に久しぶりにまたがり走り出すと、そのパワフルさに心が躍ると同時に、少しの恐怖心があることに気づきました。
数分で自分の身体はその体躯とパワーを受け入れ、恐怖心は完全に無くなっていました。
ですが、自身の身体能力は確実に衰えてきていることも否めない昨今、このままこの野獣(スズキのHPではそんなイメージでしたね)を扱いきれるのかと不安もあります。
S1000F号は誰でも扱えるようにセッティングされている素晴らしいマシンですが、年齢や身体能力に見合ったマシンへと乗り換えることも大事なのではないかと思い、乗り換えについて再び考えてみることにしました。
まず、乗り換えの方向は「ダウンサイジング」とし、排気量、パワー等を重視せず、高速道路をかっ飛ばすのに長けたものではなく、高速も町中も気軽にストレスなく走れる規格を探すことを基本に考えてみることにします。
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候補車両(1) SV650/X・・・ミドルクラスで扱いやすいと定評のあるマシン。Xはセパハンで「ネオレトロ」な雰囲気が格好いい。見た目も車重も燃費もアフターパーツも不満なし。ノーマルは地味に見られがちだが、カスタムの内容で大幅なイメージチェンジが可能かもしれない。
候補車両(2) GIXXER SF250・・・新型油冷単気筒エンジンを搭載したフルカウルモデル。単気筒エンジンなので同クラスのマシンと比べると非力だが、軽さと扱いやすさでカバー可能。高速道路も粘り強く走れるであろう。
MotoGPのワークスカラーが素敵。セカンドバイクのR125とお揃いなのが良いと思うが、見た目が同じものを2台揃えるのは周りの目が少し冷ややかになるかもしれない。とはいえ、シルバーとブラックは地味なので、せめてGSX250Rのようなカラーバリエーションが追加されれば良いのに。今のところネイキッドモデル(GIXXER250)は除外。試乗してSVと競合させてみたいとは思う。GSX250Rも除外。ワークスカラーやスタイルは格好いいが、如何せんエンジンが惜しい。GIXXERの油冷エンジンを搭載していれば候補に挙がるのだが・・・。
候補車両(3) バーグマン400・・・やはり中型オートマチック車は魅力的で、候補から外すのはしのびない。現在、スズキ車両の大排気量スクーター唯一のラインナップモデル(R3.1.26現在)。見た目より意外と気軽にスイスイ扱える体躯は一度乗ると忘れられない。タンデムもロングツーリングも楽そう。欲をいえば、スポーツ走行装備のモデルを追加してもらいたいが、落ち着いたジェントルな雰囲気も魅力的。
以上が、現時点での候補車両になります。
春~夏になってラインナップが変わることも予想しつつ、自身の状況も鑑みて、次回の車検までに決めることができればいいと思っています。
コロナウィルス感染症の影響が落ち着いてきて、モーターショーやスズキの試乗会が再開されれば更に熟考できるのですけどね・・・。