YAHOO!記事(12/9)より抜粋・・・
先日のフェラーリのスリップ多重事故について

 「フェラーリの事故なんて聞いたことない。高級車だけあって安定性も良いはずなのに……。自分は乗ったことさえないけど」(山口県警幹部)

警察が、高級車(フェラーリ)=安定性が良いという認識を持つのは、アカンと思う。
高級車と言ってしまうと、ただ単に高価な車というイメージでしかない。

確かにフェラーリは高級車だけれども、そこらの高級車よりはるかにハイパワーで、
単に高級車というより、スポーツカー、スーパーカーといったクラスだろう。

スポーツカー、スーパーカーは、はたして(走行)安定性は良いのか?
全体的にドッシリとしていて車幅も広く、太いタイヤを履いているからか?
ではなぜそのような装備なのか?

答えは簡単。
有り余るパワーをボディで受け止めてその出力を地面に伝え、ものすごい加速やスピードを出せるようにするため、でしょ。
そんなモンスターのようなマシンを安定性が良いはず、と思っている警察は、もっともっと車のことについて勉強するべきだ。


ではなぜフェラーリみたいな車の事故は少ないのか。

これも答えは簡単。
高価なマシンを傷つけたくないから。
ハイパワーであることを認識して乗っている人がほとんどだから。

もちろんフェラーリにも安全装備はあるだろうけど、今回の事故は、高速域でほんの少しのアクセルミスかハンドルミスで起こったんだと思う。
ファーストクラス並みの乗り心地を謳っていて、安全装備万全の高級車では到底起こりにくい事例だろう。
一般的な乗用車と比べてフェラーリを見ているから、あんな間抜けで無知なコメントが言えるのだな。

結論。
一度乗ってみれば、どんな車なのかが分かる。分かった上で仕事をしろ!

さらにコメントの重箱の隅をつつくと、フェラーリ以外の高級車の事故事例はたくさん聞いているって事だな。