ここには真っ赤なダリアの姫達が沢山いた。

 

比較的にみんな仲良くはしていたが。。一番手前の一番大きな姫君は。。

 

このダリア達の中では一番に。。女王のような立場にいた。。

 

沢山の真っ赤なダリアを率いて。。何かトラブルとかあったら。。

 

率先として物事の解決に動く。。そう真っ赤なダリアの女王。。

 

ただ。。。ここのダリア達は。。ほぼみんなに近く年頃であった。

 

年頃ゆえに。。恋愛ネタで盛り上がるダリア達。。

 

『私にはそろそろプリンスが来るわ』内心みんなそのように思っていた。。

 

そして年頃ゆえに声には出さないが『私が一番綺麗よ』と。。内心。。

 

思っていた。。そんな折。。。一人の騎士がやって来た。。

 

真っ赤なダリア達は『ついに私のプリンスが来たわ』と思った。。

 

   だが……その騎士はプリンスではなく使者であった。。

 

口上を述べた『真っ赤なダリアの女王様。私共の世界に来て頂けないでしょうか』

 

  真っ赤なダリア達はざわざわとざわついていた。。。

 

   『何?何なの?なぜ女王なの?なぜ私ではないの?』

 

    みんながこのように思っていた。

 

  真っ赤なダリアの女王は答えた。。『騎士よ。貴方は使者なのですね。』

 

   『いったいどういう事でしょうか?』

 

  使者は答えた。。『今の我が国は戦乱の世。国の者に戦いの為の象徴として』

 

             『真っ赤なダリアの女王に来て頂き。。』

 

      『戦いに勝ち抜くために。国の騎士の士気を上げて頂きたいのです』

 

  ダリア達のみんなが思った。。『戦地に行くのなんて私は嫌だわ!』

 

           これは言葉に出してはないが。。

 

      ダリアの女王がどう答えるのだろう。。

 

    ダリアの女王は。。ここでも女王ではあるけれど。。この地は平和。。

 

  そして真っ赤なダリアの女王は使者に答えた。。

 

   『良いでしょう。私が行っても戦況は変わらないかもしれませんが

 

            勝利に微々たるものでも近づくならば。。。』  と。。

 

  使者は。。ひざまずき『誠にありがとうございます。赤いダリアの女王様』

 

             と。。。答え。。『もうすぐ馬車も来ると思います』。

 

        と。。女王に言った。。

 

   真っ赤なダリアの女王は皆に呼び掛けた。。

 

     『私はこれから戦地と思われるとこに赴きます

 

         ここの平和な真っ赤なダリア達の姫よ。

 

              私が無事に帰って来られるように祈っててね。。』

 

    真っ赤なダリア達は口々に。。『お気をつけて女王様。』

 

          『ご無事で。。女王様。』

 

       『ご無事に戻られますように女王様。』

 

    と。。。口々に言っていたが。。

 

        実はほとんどの赤いダリア達は内心ほっとしてた。

 

           『私でなくて良かった』。。。と。。

 

        少々心貧しき民だった。。

 

 

      撮影カメラ  SONY    一眼レフカメラ  α330。。。

 

      撮影日    2014年9月21日。。。

 

      撮影場所   おそらく世羅高原農場のダリア園。。

 

    薄情な民。。。生きている者達は。。こういった民が多いのでしょう。

 

             残念ですが。。。

 

      今日は日曜日ですね。広島市は曇天で天気予報では雨100%でした。

 

          このブログのブログアップは11時頃の予定です。

 

        日曜日でもありますし。連休でもあります♪

 

         お休みの方が多いでしょうね。

 

          でも中にはお仕事の方もおられるかと。。

 

        しかし様々な皆々様の今日という日が幸多き日となりますよう。。

 

          当方。。切に。。切に。。願っております。。

 

             よしなに。。

 

        ☆・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o○☆*

 

   音楽を一曲流させて下さいね♪  歌には罪はないですからね♪

 

 

    ご清聴ありがとうございました♪

 

         ☆・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o○☆*