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ラストブルー

最後の青が消えない。

AND ENDLESS 15th Anniversary
Special Program vol.1
『墮天』『神殿』『遅咲きの蒼』

行ってきました、吉祥寺。お金の都合で『遅咲きの蒼』だけ見られなかったので、『墮天』と『神殿』の感想だけ。ネタバレ注意です~!
そしてわたしは観劇歴浅いので、語る部分に偏りがあっても見逃してください(;>_<;)

モチロン大学の遠い先輩という事で西田大輔さんの脚本は気になっていたのだけど、今回の本当のお目当ては森田成一さんと宮下雄也くん!
いやー素敵でした。やっぱりわたし、声優よりも舞台俳優やってる時の方が好きかもしれない。
宮下くんは相変わらずあの含んだ声質だったんだけど、ごっずよりだいぶナチュラルでした。てかあれは標準語しゃべるとなっちゃうのかなーという考察をしてみた。桂小太郎役って個人的には宮下くんとかなりイメージ違ったんだけどそれが逆に良い雰囲気出してました。
成一さんの勝海舟はもう文句なし。セリフの発音が良いから聞き取りやすいし、殺陣も雄々しくて素敵だったし、アドリブも冴え渡ってたし(笑)
この二人については語り出したら止まらないので、さくっと脚本について語っちゃいます。

西田さんの作品は今回が初めてで、敷居高いんじゃないかなーって心配してたんだけど、全然そんな事なかったです。1幕はこてこてのコメディと大量の殺陣シーンで観客の心を掴んで、2幕の盛り上がりでそれを揺さぶる。伏線の巡らし方もすごく上手でお手本にしたいくらい!
伏線って言っても、なんだろ、そんなすごいどんでん返しが起こるとかじゃなくって、観客の心を揺さぶるための伏線って言うのかな。例えば『墮天』の1幕で新撰組は「格好良くなくちゃ駄目」みたいなポリシーがあって、それが笑いに組み込まれてるんだけど、2幕になるとその言葉の意味がガラッと180度変わってしまう。
処刑される近藤を助けに来た土方に向かって、自分一人が犠牲になれば良い~みたいな事を言うのだけど、そのあとに「どうだ?俺格好良かったろ?」って。観客を笑わせるために使われてた「格好良さを求める新撰組」の構図が、2幕で観客を泣かせるために使われる。こういう伏線がすごく多かったと思います。
沖田総司が病気で死んじゃうシーンも同じで、1幕だと総司に稽古をつける土方の構図がかなりコミカルに描かれてるのですよ。剣の稽古なのに平手打ちしたり、乱入者が沖田ばかすか蹴ったり。それが2幕クライマックスで、病気に負けてもう立ち上がれないって弱音を吐く沖田に、土方は1幕と同じように声を掛けて稽古に誘う。もちろん沖田は体動かないから拒否するんだけど、それでも無理矢理引きずって連れ出して平手打ちかまして。沖田の弱った心を強引に引き上げるシーンが1幕の楽しげな稽古のシーンと被って、、、(;つД`)
そういう2幕泣きのシーンで、1幕の和気藹々とした新撰組の姿を観客に思い出させる冷酷さ!が、すごく素敵だと思ったのです。

あと騙されたシーンが1つあってそれも凄かった。
坂本龍馬が暗殺されるってのはもう一般教養として皆知ってる事じゃあないですか。それで、今回の舞台で久坂玄瑞が坂本龍馬に向かって「あなたは暗殺されたと伝えておきます」的な事を言うシーンがあって。その場所は近江屋ではなかったのだけど、まぁ舞台だから多少史実とは違う展開を見せるし、『墮天』では坂本龍馬は久坂に殺される展開なのかーと思いながら肉を貫く鈍い音(効果音)を聞いてた。ら。
逆に久坂が殺されてしまったよ~って展開に、騙されたのが悔しいような嬉しいような!あれは観て貰わないと解らない感動かもだけど、誰もが知ってる知識を裏手に取るやり方も上手だった。結局土方に殺される展開なのも(主人公が土方という点も踏まえると)御都合主義っぽくはあったけど、でもストーリーの山場に組み込んであるから違和感無いし。
本当にすごい人なんだなぁと思わされた。しかも西田さん自身が土方を演じてたってのもすごい。脚本書けて演出出来て出演も出来て殺陣も滑らかで格好良いとか完璧すぎる、、、!ただ見終わった後のほの寂しさみたいなのは、どう発散すれば良いのか解らなかった。ハッピーエンドぽくは演出してたけど、最終的には五稜郭で、、、ねぇ。


そんなワケで!すごく為になる作品でした!
宮下くんと成一さんも素敵だったし満足ー!挨拶の時に宮下くんがごっずの話を出してくれたのには興奮しました。ありがとう。
高田梢枝ワンマンライブvolume1『お久しぶりです、お元気でしたか?』

参加してきました~。TSM渋谷は思ってたよりずっと狭くて、てらりすとサンのワンマンライブの時のような空間が広がっててちょっと安心したりとか。
梢枝ちゃんのライブは初めてで、って言うか音楽関係のライブは実はこれが人生三度目ってちょう少ないんだけど(笑)すごく楽しかった!
一曲一曲が力強くて、一つ一つの音に元気を貰えた感じ。
お腹の底に溜め込んでた「頑張らなきゃ」とか「泣いてちゃ駄目だ」とか「前向かなきゃ」とか此処に書ききれないくらいたくさんの気持ちが、梢枝ちゃんの声に押されて体の外に排出できたような。曲が始まるたびにそういう想いが全部涙腺を刺激して、何度かぽろぽろ泣いてしまいました。お恥ずかしい、、、(ーー;)
一人でCDを聴いてた時には味わえない感動で、やっぱり舞台とかライブってすごいと思った。そうやって人と人との繋がりで“何か”を渡していけるのが、すごく羨ましい。それはああいう小さい劇場とかライブハウスだから出来る事で、メジャーになってしまったアーティストさんじゃあ絶対に無理な事でもあると思うんだよね。
ギター一本で歌う梢枝ちゃんの姿がスポットライトに照らされてキラキラ光ってるのが月並みだけどとても綺麗で。あんなふうに好きな事と本気で向き合って過ごしていく梢枝ちゃんがわたしの理想の過ぎてしばし呆然。
来月のライブも既にチケ購入済みだったりするくらい、とてもわたし好みな空間でした。来月は中学の友達連れていくつもりだけど、本当にその次もそのまた次も行きたい。月一でライブやってくれるみたいなので、次の機会には誰か別の人を誘いたいなぁとか(*''*)

って言うかほんと不思議なのが、梢枝ちゃんの知名度の低さ。なんでみんな知らないの?
タイアップ曲もあるのにね。エウレカ一期のED『秘密基地』とか、おおふり一期のED『メダカが見た虹』とか、牙のこれもたぶん一期のED『世界の果てまで』とか。どれも良曲なのにこの知名度の低さは何?女の子受けしないのかなぁ?
ライブ会場でもわたしの周りとか同い年の男性多かったし、もっと歳上も男性ばかりだったのには驚いた。あさぬま氏に引き続き梢枝ちゃん布教が始まるかもなぁ(笑)