どんな脳の手術でも
何かあると患者さんの人生にかかわるので
気を引き締めて臨む気持ちは同じなのだが、
本音を言うと、患者さんが子供の場合は
その先の長い将来が頭をよぎるので少し特別だ
数日前にも夜までかかった
子供のopeがあった
とにかく、術後
患者さんが元気で、ほっ、とした
どんな手術でも同じことだが、
自信をもって行えるようになるには
経験とそれに伴う結果を
積み重ねていくしかない
決して多くない子供の手術を含め
これまで助手で見てきた
エキスパートの手術を
安全に自分ができるかどうかを
客観的に判断し、
慎重に自分自身で実践していく
「不安が全くない」と言えば嘘になるが、
そういった壁を一つ一つ越えていかないと
自分が対応できる疾患のフィールドを
広げていくことはできないし、
外科医としての進化もない
自身の体験で感じたことは
何よりも一番の勉強材料だし、
応用の利く実践的知識にもなる
まだまだ課題は多いが
経験→反省→改善
のプロセスを繰り返し
<外科医として自信をもって
安全に多くの患者さんを治せる>
ようになっていきたい
↑これは
自分の初ブログ で掲げた決意
でもあるので
初心忘るべからず
今年も、修行します