こんにちは。お読みいただきありがとうございます。
今回は楽天モバイルではなく(笑)、飼い猫の話です。
現在、わが家には猫が2匹います。どちらも女の子で職場のすぐ近くで捨てられていたのを拾って帰りました。1匹目が「マリア」で、その4年後に2匹目の「ミー」です。拾ったときはどちらも手のひらに乗る大きさでしたが、1年も経つとすっかり成猫ですね。ちなみに1匹目に「マリア」と名付けたのは、拾ってきた当時、CSで再放送されていた昔のアニメ『ど根性ガエル』を子どもが観ており、たまたま主人公のひろしの飼い猫が「マリア」だったからという理由です。その後にエホバの証人の人たちがわが家に何度か勧誘に訪れていた時期があるのですが、
「まあ可愛らしい猫ちゃん!お名前は?」
「マリアです」
「ええっ! マ、マリアですって!?」
という冗談のような実話があります。その後にエホバの人たちは来なくなりましたが。
2匹とも可愛いのですが、どうしたことか私にはまったく懐きません。マリアは上の子どもに懐いていますが、私にはすぐに“噛み噛み攻撃”を仕掛けてきます。ミーのほうは、奥さんにえらく懐いていますが、私が愛でようとすると一目散に逃げ出します。擦り擦りしてくるのはご飯がほしいときだけです。たぶん私の声が大きいとか、嫌がっているのを強引に抱き上げてしまうとか、加齢臭が漂っているとか、猫に嫌われる要素が満載なのでしょうね。恩知らず極まりないとは思いつつ、それでも可愛いからいいんですけれどね。
「マリア」
スマホを見る上の子どものお腹の上に乗って喉をゴロゴロ鳴らしてご機嫌な様子
「ミー」
玄関でお出迎え 何にでも興味津々
3年ちょっと前ですが、急にわが家に現れるようになった男の子の野良猫がすっかり私に懐いてくれて、「ムー」と名付けて外猫として飼っておりました。それぞれの3匹の頭文字を順番に並べると「マ」「ミ」「ム」になるという単純な話です。本当はこのムゥも他の2匹と一緒に室内で飼いたかったのですが、2匹のお姉ちゃんたちがあまりにも攻撃的だったため諦めました。その代わりに私の奥さんが、自由に出入りできる“猫ドア”を装備した猫小屋を製作し、私は屋外の明暗に合わせて夏場は蚊取器、冬場はホットカーペットが自動でオン・オフする仕組みを自作して猫小屋に装備しました。猫小屋のほうは元々別の物入れとして奥さんが作っていたものを猫小屋に改造したのですが、壁面と天面に断熱材として発泡スチロールを挟み込むという、なかなか手の込んだ作りでした。作ったもののもし入ってくれなかったらどうしようという不安もありましたが、あっさりその日に自分で猫ドアを開けて入ってくれました。ムーは唯一私に懐いていたので可愛がっていたのですが、残念ながら昨年6月に急死してしまいました。
「ムー」
お姉ちゃんたちが2階で寝ている間にこっそり家の中に入れてみた
今見るとおそらく1歳ぐらいだったんでしょうね
こういう捨てられている生き物をそのまま見捨てることができない性分なのです。丸2年前の年末には道ばたで傷ついて弱っているカモに遭遇してしまい、迷った挙句、段ボール箱に入れて持ち帰りました。さすがに渡り鳥のカモを飼うわけにはいかず、調べた上で保護した野鳥を受け入れてくださる指定の動物病院に託しました。名前を失念してしまいましたが、獣医さんによると比較的珍しい種類だったそうで、生きているのを実際に目にするのは初めてだと言われました。
子どもの頃からの夢なのですが、実は犬も飼いたいんですよね。ただ、はたして毎日散歩に連れて行けるのかとか、毎日帰宅するたびに30年ぶりの再会のごとくお出迎えを受けるのもどうなのかなあと思ったり。それよりなにより、今から飼い始めても犬以前に自分のほうが先に寿命を迎えるのではないかと思ったり……。


