さて、あなたにはどのような景色が見えているのでしょうか?

それはあなたが見ている景色であって、私にはわからないのです。

そうです、たとえ同じものを見ていても見えている景色は人それぞれなのだと思うのです。

また、話していることも同じです。同じ言語で話しているのに、全く意味が通じていなかったり、通じていると思っていても完璧には通じてはいない。

 

でも、そうは言ってもおおまかには同じ方向を見ている状況があります。それはトレードでも実生活でも多々起きていることです。

 

それはどのような時なのかを考えてみます。

 

同じ事柄を欲した時、または各々の欲を満たすものが同じ方向にあると認識した時。

言い方は悪いが分かりやすく言うと、同じ餌に飛びついた時。

 

そのような時に同じ方向を見ているのではないかと考えます。

ようは同じ方向を見たいから見ているわけでは無く、ただ、同じ方向に各々の欲望を満たしてくれるものがあると感じているから同じ方向を見ている、そんな風に思います。

 

でも、そんな時にも違う方向から見ている人もいる。みんなが同じ方向を見ている時に、そんなみんなを違う方向、違う場所から眺めている人もいると思う。

 

トレードにおいては、そういう人が生き残っていくのだと思う。

では、そういう人はいるのか? いると思います。

たまに聴く話では、最初からうまくトレードしていく人もいるそうです、水を得た魚のように。 私も、たぶんそういう人はいるのだと思う。 

そんな人が本当にいるのか? などと思った人は、最初に紹介した話を理解できていない人だと思います。 そう、私と違う景色を見ている人はいるんですよ。 いや、全ての人が私とは違う景色を見ている。 でもその中に、まったく違う次元でその景色を見ている人はいるんです。

 

では、トレードにおいてそのような人しか勝てないのか? 私はそうだと思う。

だから、自分がそういう人じゃないなら、そういう人にならなければならない。 ようは自分を変えるしかない。だから、しんどい。物凄くしんどい。

 

では、”水を得た魚”では無い人が、トレードの世界での自分を変えるために何をするのがいいのかを考えてみます。

たぶん、自分のスタイルの方法をとことん学んで失敗を繰り返すしかないと思う。

ファンダでトレードする人は、とことんファンダメンタルズをもとにトレードすることを学び失敗を繰り返すしかない。

テクニカルでトレードする人は、テクニカルを学び失敗するかない。

テクニカルでも色々あり、それこそチャート自体がテクニカルなわけだし、移動平均線、MACD、ストキャス、RSI、ボリンジャーバンドなどなど、まだまだ沢山ある。 その中から自分が使う武器を手に持ちとことん使ってみるしかないのでは。

私の場合は、ほとんどローソク足しか使いませんが、それでも四六時中ローソク足を見続けています。

最初の頃はいくら見ても何も見えなくて脳がオーバーヒート状態になり気絶するように眠ってしまいました。

それでも続けていると見えてくるものがある。

前述したように、みんなが見ている様を自分は別の場所から眺めている、そんな感覚になる瞬間がある。そのように思えるようになってきます。

 

ほとんどの人が、それぞれの欲を持ち、それを叶える、手に入れるために何とかしようと努力するのだと思う。 でも、全ては生き残って初めてその場所に到達できるもの。だから、生き残ることを最優先で意識するべきではと私は思います。

 

 

まずは、欲望と期待があり、それが絶望に変わる。 この繰り返しがチャートを形作っている。 最近はそんな風にも思います。