行政書士の資格試験は、平成12年度から記述式の試験科目が導入されました。
この段階での記述式はキーワードや虫食いに対しての解答を書くという形であったため、択一式問題の解答記述といった形になっていたわけです。
そのため、そこまで高い難易度といったわけではありませんでした。
その後平成18年度の試験改正において、記述式試験問題は全く違う形になりました。
それまでの形と違い、約40文字で問題に対しての解答を書く形になり、非常に難易度の高い問題に生まれ変わったわけです。
さらにこの配点も60点あり、全体の1/5を占めるウエイトになっているわけです。
特にこの記述式がうまく点を取れなくなっている理由として、作文ではなく論文だということが挙げられます。
文を作るのではなく、与えられたことから論述することが求められるわけです。
一般的に点が取れない人の場合、必要なキーワードが書かれていないがために論理的な展開になっていなかったり、「です」「ます」調になっているために論点がうまく主張されていなかったりするためです。
もう一つの注意として、主観は入らないということがあります。
結論を出して文の構成をしなければならないのであって、個人の感想は必要がないのです。
このように高難易度の問題にな りますが、行政書士としての書類作成でも出てくるような書き方を学ぶという観点からも、現実に即した形になっているといえるわけです。