山本昌、46歳248日セ最年長勝利!
山本昌、46歳248日セ最年長勝利!記事が出ていた!
阪神0―3中日(15日・甲子園) 勝利の瞬間をベンチで見届けると、左隣に座る山崎と笑顔で握手を交わした。「ここまで投げられるとは思ってなかった」。山本昌が復活劇に胸を張った。大きく振りかぶる独特のフォームから、絶妙にコントロールする熟練の技。29年の経験が微妙な緩急でゆさぶって、虎打線を手玉に取った。初回、鳥谷に中前打されたが、2回から7回までは一人の走者も出さず、10年9月11日以来となる勝利の美酒を味わった。 昨年2月、キャンプ中に右足首をひねり、じん帯を損傷。開幕後も、実戦で登板がないまま9月を迎え、引退を覚悟して臨んだ球団幹部と面談。「やればいいだろ」と言われた瞬間から、復活への道を模索した。その日の夕方には、サッカーの元日本代表GKでJ1名古屋の楢崎正剛(36)が同じ箇所を手術したと聞き、すぐに連絡。「3か月ちょっとで試合に出られました」と実体験をもとにした助言を受け、手術を決断した。 今年1月には、高木監督から「開幕投手」の指名を受けた。最終的には吉見となったが、指揮官の言葉を励みに調整を続け、開幕3戦目で白星をつかんだ。「いろいろ最年長がついて回りますが、年齢は関係ありません」とそっけない。「ひとつ勝つのが目標じゃない。1年間ローテーションをしっかり守って、チームの勝ちに貢献したい」。46歳のベテラン左腕は、これからもチームのために腕を振る。よきゃったよくやった。看護師求人 茂原市