土地探し、HM探し、バチバチの打ち合わせ・・・
とにかく刺激的な紆余曲折を経て、9月20日!ついに完成
各社のプラン比較や過激(!?)な商談の様子は、以下の目次からどうぞ!
↓↓本編↓↓
そんなこんなで、ついに注文住宅に行き着いた私達夫婦。
40坪くらいの土地を1000万、上物は坪単価40万で1600万!
うん、3000万以下で余裕じゃん!
そのときは本気でそう思ってました。
しかし、土地探しやハウスメーカー巡りをしていると、全然無理ってことがだんだん分かってきました
【土地】
私達の県は田舎なので、都会の方々に比べると土地は安いです。
なので、坪単価25万×40坪=1000万円くらいで全然買えるっしょ!と思っていました
しかし、土地勘のある父と相談しながら1000万ほどの土地をまわってみても、かなり厳しい土地ばかり・・・
・前の道路が3m~4mしかない(車社会なので毎日の出し入れが・・・)
・変な形
・希望のエリアからはずれる
HMや不動産屋に話を聞いても、「この予算ではかなりキツイ」と、渋い反応ばかり
どうも某新幹線開通をきっかけに、数年前から軽い土地バブル状態とのこと。
私達の希望エリアの坪単価は、約30万~35万ほど。
それでも40~50坪程度の手頃な物件は一瞬で売れてゆくらしい
なので、どこの売主も超強気の価格設定で、ほとんど交渉の余地もない、と・・・
なんというタイミングの悪い時期に・・・
コレ、絶対高値掴みになるわ
【建物】
父などから話を聞き、坪単価55万くらいでなかなか良い家、という認識だった私達。
ネットを見ていると、坪単価40万~といったローコストの宣伝もちらほら
完全にそれを真に受けていた私は、ブランドやデザインにこだわらなければ1600万くらいで家が建てられると本気で思っていた!(なんて無垢な私)
なんだったら「坪35万くらいまで落とせば楽勝やんけ!」くらいに楽観視し、注文住宅へ安易に舵を切った次第であります
しかしこれも後々、大間違いだったことに気付かされます。
そう!きっと皆さんも通ってきた道であろう、
「諸費用って何!?てか高っか!!」
「電気、給排水って別かよ」
「エアコンもカーテンも別かよ」
「外構って値段ヤバイ」
「地盤改良って、ほぼ言い値やんけ」
そうです。いわゆる
敵「坪単価は本体工事分だけです」
という、あのメーカー独自の基準で設定された、客寄せパンダの「坪単価」に煮え湯を飲まされたわけです
ここで私は、声を大にして言いたい!!
住宅会社の謳う「価格」は、定義や含まれる工事の範囲を業界で統一しろと!
その上で広告のルールや、見積もりのルール、古臭い請負契約のルールも整えろと!
実は不動産の広告って、かなり厳しい規制がかかっているらしいんですよね。
例えば、
「〇〇駅まで徒歩圏内!」
これって、徒歩圏内って人によるでしょ?ってことで、誇大広告にあたる可能性がありNG。
「〇〇駅まで500m」、あるいは「○○駅まで徒歩10分」、といった記載ならOKとのこと
徒歩10分も、人によって歩くスピードちゃうやろがい!とは思いますが、
「徒歩速度=4km/時間までの計算なら可」とか、これまたOK範囲のルールがあるらしいです(適当)
同じような理由で、
「最高の~、万全の~、完璧な~、必ず~」
といった表現もNGらしいです。
基準は人によって違うため、100%を言い切っちゃアカンよ、ってこと。
だから、「必ず」を「きっと」に言い換えるとOKらしいです笑
余地を残す、ってことなんですかね。
こういうルールが作れるんだから、注文住宅でももっと統一したルールを徹底させるべきだと思うんですよね。
よくタ〇ホームがヤリ玉に挙げられますが、会社によって延床面積の定義が違うとか、坪単価に含んでる工事がまちまちだとか、おかしいじゃないですか。
これってどう考えても「安い広告で引っ掛けて倍くらい儲けてやろう」って魂胆なワケでしょ?
そんで、いざモデルハウスを見学してこっちがその気になったところで
敵「その金額では建ちません」
こんなのが平然とまかり通ってる業界なんですよ、注文住宅って!
まあ、そういうことに気付かせてくれたのも、これまで回ってきた30社のHMさん達のおかげなんですけどね。
なので、次家建てるときは絶対大丈夫です!まったく問題ない!
でも、フツーの人は家なんて高いもの、一生に1度しか建てないですよね?
つまり、注文住宅の消費者は素人ばかりってことは明白なんです。
だったら、賃貸や車なんかとは比較にならないくらい厳しい(=消費者に優しい)統一のルールを設けて運用してゆくべきだと思うのです!
おい!聞いてんのか日本住宅協会!(適当)
お前に言ってんだよ!!
と、ちょっと熱くなりましたが・・・
次回からいよいよ検討した30社のハウスメーカーを振り返ってゆきます!
8月9月の前半は、私がまったく協力的じゃなかったため、妻が住宅展示場やメーカーに話を聞きにいってくれていました
なので、その辺は適当にまとめちゃうかもしれません