吉田のロスタイムでのゴールで1-0での辛勝。
人によって意見は違うと思いますが、個人的には十分な結果だったと思います。
もともと、大勝や楽勝できるとは思っていませんでしたし、ドローの可能性も十分に考えていました。
乱暴な言い方をすれば、勝ち点さえ拾えていれば三次予選は十分かなと思ってます。
このグループにおいて、一番面倒な相手は北朝鮮と思ってます。ウズベキスタンも厄介ではありますが、なんだかんだでワールドカップ未出場国。アジアカップも前回の4位が最高でそのベスト4に関しても準々決勝はヨルダンが相手で、準決勝でオーストラリアには0-6で敗戦、韓国には2-3で惜しかったといえば惜しかったが、0-3から意地の2得点という感じが否めない。
同じアジアカップの成績だけでみれば北朝鮮のほうが成績は悪いですが、総合的に見た場合、日本のことをよく知っている選手も多く、直接関係なくともスポーツ外での問題がある以上、北朝鮮がもっとも厄介だと思います。
公式戦初戦というのはどうしても硬くなってしまう。
いくら日本がアジア内でトップクラスで、世界相手でもそれなりの結果が出せるようになったとしても、それなりの実力を持った国が守備意識を高くして挑まれたら、苦戦は必須。
公式戦が始まったら、まずは最初の得点がいつ入るのか、次は初勝利がいつになるのか。
最初の2戦は必ず硬さが出ます。その硬さを持った状態で、いかに結果を出すことができるかが大事と思ってます。
なので、「本田がいなかったから苦戦した」というのは間違いと思います。本田がいたとしても、大差ない試合になってると思います。
まぁ、本田にマークがいく分、ほかの選手がフリーになりやすくなると思うので、その分での違いはあるかもしれません。この場合、苦戦の要因はフリーになりやすかった柏木がまったく機能しなかったのが苦戦の要因のひとつではありますが。
あと、台風の影響も無視はできないと思います。雨によるピッチがスリッピーになっているため、ボールが走る反面、選手も足をとられやすくなっていたと思います。そのため、普段よりも疲労が蓄積しやすいピッチ状態になっていたと思います。(もちろんそれは北朝鮮にも言えることですが)
特に風の影響が難しかったと思います。パスの強弱の加減がかなりシビアだったのではないでしょうか。
クロスボールがあまり有効に使えなかったのはそういった部分もあるでしょう。
そして、北朝鮮が予想以上に守備的ではなかったこと。もっとガチガチのカウンターでくるかと思ったら、守備のときの距離感が絶妙で、あれではそうそう攻めれません。もし北朝鮮の技術がもう少し高く、そのプレーが90分持続することができるのであれば、勝つことは困難でしょう。
後半49分のゴールとはいえ、勝ちは勝ち。決めた選手がDFだろうが、セットプレーの中からの得点であれば、それは日本の得点パターン。
この流れを、続くウズベキスタン戦に引き継ぐことができれば、残りの4戦は楽に進めることができると思います。
そもそもまだ三次予選。日本が3位以下になることなんか想像できません。
もちろん、課題はあります。
絶対的レギュラーだった、長友、本田の位置に入った駒野と柏木の連携不足。
駒野はまだよかったものの、香川との意思疎通がたまに取れていなかった。
柏木に関しては、プレーに迷いがあった。その迷いが、パスを出す側にも伝わって、柏木にボールを回せない感じを受けた。
本田不在による、ボールの溜め所がなかった。香川が持てば相手選手は飛び込まずに二人位で囲んでるので、そこを周囲の選手が追い越してパスを出せればよかったが、結局そういう場面も少なかった。
それでも、これまでの代表であれば、手詰まりになれば無用な横パスを連発し、カットされてそのままピンチを迎えることがよくあったので、そういった無駄な横パスがほとんどなかったのはよかったと思います。
とにかく、次のウズベキスタン戦も内容がボロボロでも、勝ち点3をしっかりとることができれば、3次予選突破をほぼ確定させることができるでしょう。
何が起こるかわからないのがサッカーとはいえ、ワールドカップでベスト8以上の成績を目標とするのであれば、何が起ころうとも3次予選は各試合が辛勝になろうとも、勝ち点上では楽に突破してくれないと困ります。