今日もアイス。とまらない。やはり病気かしら。
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さっきまで暑かったのに、何だか寒い。

今週、通勤電車にて、何かと身辺騒がしかった。
パブリックとは。人目とは。あれこれ考えた。


何曜日だったか。
帰宅途中のグリーン車にて、隣席のおじさまが嘔吐した。

閉ざされた空間。快適のために課金しているはずが。
一気に場末居酒屋の空気。たまらず席を立つ。
満員の車内。他に席はない。

そこまで、飲まない術はなかったのか。
彼は何食わぬ面持ちで半ば居眠りつつ、膝上の吐しゃ物を払う。
そして、また居眠り、寝言をつぶやき、窓を叩く。
隣に座ってしまったのは、不運としか言いようがない。

周囲も半数以上が、酒を片手に帰途の旅。
居酒屋モードは、実は全体に共通するトーナリティだったのだ。

においに敏感な私は、ハンカチをあてがい読書。
辛すぎる帰宅時間と時間となった。

他人の目を一切意に介さぬようになったら、言動は醜くなるのだろうか。

またある日。行きのグリーン車にて。隣席には、ガタイよろしいおねえさまが先客。
私が座るなり。手にしていたゴシップ誌越しに私を観察。

徐に携帯にて、レポート開始。

「隣の女が、フェラガモの新作を履いてるくせに、かわいくない」

ぎょっとした。

私は新聞に目を通していたが。何かご迷惑をおかけしたのだったかしら。
ちなみに。フェラガモならず、トリバーチですが・・・。そんなことはどうでもよい。

誰が、いつどこで何を見ているか分からず。どう噂されているやら分からない。

他人の目を気にして生活することは、苦痛であるけれど。
他人や公衆を無視した言動は、やはり美しくはないのだと気づく。

鑑をもって。背筋を正すべし。はなから噂話は好みでありませんが、車内で爆睡や飲食はやめようっと。