年賀状、書いてますか???
会社では、クリスマスカードを出したと思ったら、もうお年賀状。クラークさんにせかされ、ようやくサイン。
外資企業なのに、クリスマスカード&年賀状まで出すんです・・・。
前の会社は、クリスマスカードだけだったのになあ。
これね、面白いリサーチがあって。転職サイト「イーキャリアプラス」調べ。12/14の記事ですが。
インターネット関連企業に勤める20代から50代の男女400名に「年賀状」に関するインターネット調査を実施、
「仕事上で付き合いのある方もしくはあった方に、年賀状を送る予定はありますか」との質問に対し、
59.8%の方が「はい」と回答
「主にどんな形式で送る予定ですか」、との質問に対しては、
個人で作成した年賀はがき(パソコン利用)39.7%、
会社で作成した年賀はがき(パソコン利用)32.6%が上位を占め、
パソコンを利用した年賀はがきの作成が一般的との結果になった。
「仕事上で付き合いのある方からメールで年賀状をもらったことがありますか」という質問では、
61.5%が「ある」と回答。そのうち63.4%がメールでの年賀状に肯定的だった。
一方、仕事上の年賀状をメールで送ることに反対との回答は37.5%。
反対する理由としては、「手を抜いていると思われるから」がもっとも多く、
「年配の方には抵抗感があるから」といった、礼儀作法を挙げる意見も多かった。
要するに、儀礼であり義務感。感謝の気持ちやご挨拶ではない、ってことなんだよなあ。
はーと一息つくも。プライベート、どうしよう。
私は圧倒的に、年賀状出す派。
気持ちを入れて文字を書くということ自体、PC的世の中では珍しいことで。
書けない文字が増えるのも寂しいし、なんというかデジタルでは、機微がないじゃないですか。
特に楽しみにしているのが、学生時代の友人とのやりとり。
ママになった友人たちとは、なかなか会うチャンスが減ってしまう寂しい現状ですが
みんなの近況や、かわいい「ミニ・ミー」を見る楽しみ。
でも、でもでもでもでも。何も用意していない。晦日。
で、思い出しました。今年の完成年賀はがき by 佐藤 可士和。
もはや、旬を通り越し食傷気味、ベストセラー作家にもなり、完全ブランド化。すごいね、悦子さん。
いまひとつ乗り気がしなかったのですが、背に腹は変えられず。
字を書くスペースもないし、ネコも杓子も、KASHIWA SAMURAIだったこの1年を象徴するような気もして。
ダッシュで郵便局へ行き、奪取。文字を書くスペースが少ないので、嬉しい限り。
今年民営化した日本郵政、かなり力を入れたキャンペーン展開しましたね。
CMも11月1日より坂本龍一のBGMで
これまた多数のタレント多用し、
パワーローテしていましたね。
←ちなみに、これは特別編中田さんVer.。
・上野樹里、・大竹しのぶ、・おぎやはぎ、・劇団ひとり・二宮和也、・森迫永依、・養老孟司
それぞれのMessageも載せ、本人からの年賀状が届くおまけつき。
CMにより、年賀状の意味を再確認し、購入して書こうと思った人が増えているようです。
ここ3年連続で減少していた年賀はがきの販売数、12月半ばにして既に103% sales↑ VS 2006とか.
年賀はがきの販売も、現代風にあの手この手を駆使。
・(佐藤可士和)が手がけた35種類のはがきを用意
・カーボンオフセット年賀やディズニーキャラクター年賀を用意
・携帯電話(auのみ)やパソコンで年賀状を作成すれば、実際のはがきになって配達
けっこう、ドラスティックな取り組みだあ、と感心します。
「伝統的」にこだわらず「今の世相」に合わせるってことは、マーケットへの迎合だけど、いいんじゃないかな。
だけど、ちょっと気になるのは。12/30の時点で全種類在庫が残っているということ。
在庫=負債 だからなあ。大丈夫か?日本郵便の財政事情。数兆円と言われる預貯金を食い物にしないでね。
ま、こんなユニークな改革案。せっかくの世相を楽しむためにはとってもいいことだと個人的には思う。
紅白歌合戦も、見習って欲しい取り組みです。
ということで、皆様、年賀状をきちんと書いて、良いお年をお迎えくださいね。