先日、studioおこもり撮影中。

後輩と、先輩と、3人でクリスマスプレゼントの話題に。


後輩に、最近新しい彼女ができたからである。


待ち時間中。

「クリスマス、何あげるの?」 徐に、先輩が口を開いた。


「いや、決めてないっす。相手に聞いた方がいいんですかね?

女子的にはどうなんですか?gluさん??

やっぱ、アクセサリーとかがいいんですかね?」


「え、別にどっちでもいいと思う。でも、付き合ったばかりで初めてのギフトだから。サプライズもいいね」


「バカだな、そんなん日々の生活でリサーチすんだよ。道歩いててとか、雑誌とか見てるものあるだろ。

女は分かりやすいんだよ」と先輩。さすがは年の功。


おおおお

すごおおおおい


後輩2人は、おくちあんぐり。しかも、彼のアンテナは素晴らしいキャッチ力。


「ま、迷うんだったらanteprimaの限定品とかあげときゃいいんだよ。sizeで金額も選べるし、

限定ならかぶらないだろ」


「さ、さすが。仕事のできる男は違う。」


ちなみに先輩は、誕生日には相手が欲しいものを。クリスマスには、自分で選ぶそうだ。


今年の誕生日は、Chloe Paddingtongだったとか。いいなあ。


妙に納得し、私は後輩に、偶然持っていたワイヤーバッグを見せてあげた。

先輩と、後輩。彼女同士は面識も無く。何も知らずにお揃いになるんだなあ。

ふと、不思議な気持ちになった。


折りしも先週、学生時代からの悪友+前職場の同僚である友人と、話した内容を思い出す。

我々への贈り物、おそらくはかなり難航するであろう。不均衡のスパイラルだよね。と言う話。

ほぼ、ありとあらゆるブランドが、ありえないユニクロ価格で手に入る生活に慣れてしまって

モノにたいする興味関心や、ときめきが失われてしまうのかもしれない。


でも、正直な話。私は何をいただいても嬉しい。高価なものを頂くのは心地よくはないから。

美味しいものとか、素敵なシチュエーションとか。私のためにあれこれと思いを巡らせてくれるその行為が

何より嬉しいプレゼントになるのである。


わたしのWishListを叶えてくれる人は、いるんだろうか・・・・・。