はぁ。やってしまいました。
わたし、時計が身につかない人みたいです。
よく、心理テストで、「時計=恋人」 のようなお話がありますが
あれ、本当かもしれませんね。
今週。すっかりお寝坊しました。
11時からオリエン!今日入稿だし!!!と、焦って身支度。
慌ててシャワーを浴び、着替え。「ママ、送って!!」その間。わずか20分。
定番のタンク・フランセーズ と、シンプルなペアーシェイプのダイヤのピアスを握り締め、Balenciagaのバッグのジッパーポケットに投げ込む。
電車に乗ったら、落ち着いて身に付けようと思っていた。
いつも乗っている電車は、もういない。次の電車がホームに滑り込んで来た。
今まさに、電車に乗らん!
と言うところで、携帯が鳴る。慌てて、ガサガサと探る。
「ころん」
と、何かが落ちた気がした。
周りを見渡したが、特に何も見つからなかった。
後で気づいたのですが、そう。コンタクトをしていなかったのだ・・・。
なんとなく気になりつつも、電車に乗る。
座れなかったので、しばらくはi-pod片手に、読書。
途中、席が空き。座る。さて、時計とピアスっと。
「な、ない。」 「!!!!!!!!!!?????????」
ポケットに入っていたのは、ピアス片方だけ。
あーあ。やっちゃった。
しかし。無くしたものには、不思議と執着のない私。
でも、さすがに両親からもらったものは、ちょっぴり気まずい。
夕刻偶然にも、Cartierの友人から電話。夜食を共にすることに。
さりげなーく。あくまでさりげなーく。問い掛けてみる。
「ねえねえ、社販って、何掛けでしたっけ?」
「55%」
「えっと。ちなみに、タンクのコンビSSだと?」
「ん~、25万くらいじゃない?」「って言うか持ってるじゃん」
「うん。そうね。そ。そっか。けっこうするのね。」
「じ、実は。無くしちゃった。ピアスも。」
「傷物とか。disconとか、破格の放出品ない?よね?」と、こわごわ言ってみる。
「はぁ?バッカジャナイノ??」「誰か、買ってくれるパトロンを探しなよ???」
「はい。わかりました。当面、気合入れて働きます。」
しばらくは、手持ちの別の時計に活躍して頂くとします。
あーあ。次はRoadsterあたりにしようと思っていたのに。