今日は一曲目の「鍵のない部屋」の話を。

普段の俺の弾き語りのライブを観たことがある人は

 

「音源だからってめっちゃ張り切ってオケ作ってんじゃん」

 

って思ったかも。でもね、実は逆なんです。

2年位前にこの曲ができたんだけど、最初の段階からアコギ、エレピ、ストリングス、打ち込みのリズムが入ったアレンジが浮かんでてそのデモ音源作ってあったんだよね。

その頃はまだバンドが活動中だったからそのデモをメンバーに送ってバンドでアレンジできないか模索したりした。無理だったけど。

 

それから半年後くらいに本格的に弾き語りのソロ活動をスタートする時にこの曲を思い出して、「デモ音源を弾き語りにアレンジ」したのが今ライブでやってるアレンジ。

 

バンド解散後にソロ音源制作するにあたってこの曲ではバンドサウンドではなく、ソロだからこそやれるサウンドを目指したい!と、自分の中で立てたルールが、

 

・エレキギター、ベース、ドラムを入れない

・ボーカルエフェクトを積極的に使う

・ギターでソロを入れない(エレキ、アコギ両方)

 

そして色んな事を試して今の音源にたどり着いた。レコーディングエンジニアさんはこの曲を「音の実験室」と言ってかなり楽しんでくれてた。それがまた嬉しかったなぁ。

 

オケに関して一番頑張ったのはストリングス。通常ストリングスというのは「ヴァイオリン」、「ヴィオラ」、「チェロ」、「コントラバス」で構成されていてバンドサウンドと混ぜるときはコントラバスを抜いた構成で録音されるらしい。

この曲に関しては打ち込みのデジタル感をあえて出していきたかったのでプラグインのプリセットの「ストリングス」をそのまま使って、ベースの代わりに「コントラバス」を別トラックに単体で入れてある。間奏とかイメージしてた通りに仕上がったので満足してる。

 

使用アコギはアルペジオで「Gibson LG-1(1958)」 ストロークで「Martin HD-28V(2007)」

Gibson LG-1

打ち込みとエレピの冷たい感じのデジタル感が強いオケとヴィンテージのギターってのが個人的にはテンション上がるポイント。

サビのストリングスに対抗するにはやっぱりドレッドノートの力強い音!ってことてHD28V!

 

この曲はバンドが解散してソロ活動を始めるにあたっての覚悟を見せたかった曲。自分にとっては「決意」と「決別」の曲。

 

次回は二曲目「journey」について。