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死産に関するブログです。
閲覧は自己責任でお願いいたします。
※このブログは2018年4月末、18週2日で初産で死産をしたことの記録をするものです。
はじめての方はこちらの記事をご覧ください。
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※全ての記事に心情の付記がありますこと、あらかじめご了承ください。
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死産から115日が経過しました。
体調もいまいち、心に至っては酷い状況になっていて、不甲斐ない自分に落胆してしまいます。
一昨日、精神科の診察と臨床心理士のカウンセリングを受けてきました。
精神科の診察では比較的前回よりは落ち着いているので経過観察と言われましたが、まだまだ油断のならない状況で、入院を考慮する必要があると言われました。
カウンセリングは思ったよりも堅苦しいものではなく、雑談のような導入で始まり、これまでの経過や今思っていること、悩んでいることを事細かに聞いてくださりました。
医師からも心理士からも
- とても辛い経験をしたのだから辛くて情緒不安定になるのは当たり前でおかしなことではない
- 入院を考えなければならないほど重い状態であることをまずは自分(と夫)が把握すること
- 自分で思っているよりも心は回復していないのでなるべくストレスのかかることはしないこと
ということを共通して言われました。
一番最後のはちょっと言われてショックだったかな…。ああ、全然ダメなのかな、私、みたいに思ってしまって。
でもそれが当たり前なんだから今は苦しんで少しずつ立ち上がれるようになれればいいとは言われてるんですが……。
夫から結構ストレスのかかることを言われたり、行動を制限されたり、また、前にも書きましたが「灯子の中に原因があるだけで俺には関係ない」「医者とだけで完結しろ、俺に愚痴るな」ときついことを言われたのがすごくひっかかっていて、そのこともカウンセリングで話しました。
(お前に関係ないわけないだろアホか！！！と内心めちゃくちゃ根に持ってるし怒っている)
考えてみれば夫がどれほど今の私の状況がまずいことになっているのか、ということをまずは認識してもらうことも大事だったように思います。
カウンセリングの中で「趣味はあるか？今楽しめていることはあるか？」と聞かれたのですが、残念ながら私が今心から純粋に楽しめていることはありません。
私が好きなのはゲーム、読書、映画・舞台鑑賞などなのですが、難しくて頭を使うストーリーが大好きなんです。
でも私の頭の中は今ぐちゃぐちゃで、物事を順序立てて考えることが出来ないし、非常にストレスを感じます。
だから小難しいミステリーやサスペンスなんかを読んだり鑑賞したりしても、何にも頭に残らないし感動も出来ない。今まで大好きだったことが出来なくなって本当に悲しい。そういうことも言いました。
心理士さん曰く、まずは難しくないものから再開しては、と分かりやすい回答をくれました。
積極的に頭の中を回転させるような話ではなく、ぼけーっと流し見できるような受動的な楽しみ方をして、それがまず出来るようになればだんだん戻ってきますよ、と。
そうなのかなあ、あと頭使わない話好きじゃないんだけど…と思いつつ、まずはトライしてみることが大事なのでやってみようと思っています。
先ほども書きましたが、今私は「物事を順序立てて実行する」ということが非常に難しくてストレスを感じます。
難しい響きに聞こえるかもしれませんが、決してそうではなく、いたって簡単なことです。
日常生活でもこういったことはたくさんあります。
例えばお風呂です。
順番は人によって前後すると思いますが
- 頭を洗う
- 体を洗う
- 顔を洗う
- 身体を拭く
- 髪を乾かす
- 顔を保湿する
この6工程(厳密にいえば6番はもっと工程がありますよね)がめちゃくちゃ苦痛です。
普通はこんなこと、いちいち順番を考えてやりませんよね。しかし今の私にとっては物凄い苦痛なのです。
1～6のことを一気にやらなくちゃ！！とパニックになってしまうんです。たったそれだけのことを順番として考えられない。
うつをはじめ精神疾患を持った人にはよくあることなのですが、状態が悪くなるとこういった症状が表れます。
夏ですしお風呂に入らないわけにもいきません。すごく辛いです。
体力がお風呂に入る前に100あるとしたら、髪を乾かす前に0になって蹲って倒れてしまいます。
工程数が多ければ多いほど混乱は大きくなり、ストレスも増します。
例えば食事を作ること。
- 献立を考える
- 料理を作る
- 食器を片付ける
大まかに言ってしまいましたがこれを分解すると、軽く30工程くらいはあるのではないでしょうか。もっとだな。皿1枚洗うのだってしんどい。
心理士さん曰く、主婦の私が一番苦しむとしたらそこだと思うとおっしゃっていて、確かに！と思いました。
お風呂の短い工程もこなせない状態で料理なんて到底無理なのも納得……。
そんな感じで、悩みを伝える→そのメカニズムみたいなものを教えてもらえました。
繰り返しになりますが、私だけではなく死産・流産という悲しい経験をした人が情緒不安定になるのは当たり前なんです。おかしなことではない。だから自分を責めることはない。
そういってもらいました。
一番大きかったのは話を遮らず最後まで話を聞いてもらって、内容を肯定してもらえたこと。これすごく大きかった。本当に。
今まで夫に話しても否定されたり拒絶されたこと、たくさんあって自分の中でどんどん膿んでいった部分をも、それでいい、別におかしくなんかない、と言ってもらえたことが私にとってはすごく心が軽くなる出来事でした。
色々書きたいことはまだあるのですが、やはりまだ本調子ではないので疲れてきてしまいました。今日もあまり眠れてないのもあるのかな……。
とりあえず精神科の受診とカウンセリング、やってみてよかったと思います。
こういったことを忌避する方も多いと思いますが、長く不眠などに陥ったらまずは心療内科とか精神科を受診してほしいなあと個人的には思っています。(不眠はうつなどの発症サインです)
特に次の妊娠を考える方は薬に拒絶感があると思うのですが、母体が健康にならなければ健康な妊娠は出来ません。まずは自分が健康になること。それがスタートだと私は思います。
なんだかまとまらないな。すみません。
ちなみに今日は午前1時に寝て午前5時に起きているので、もし二度寝ができるものならこの後トライしてみようと思います…しんどい……。
朝ぼらけの空です。
今日も空は青い。
少しだけ空気が冷たくて秋を感じました。
9月末がレイちゃんの予定日でした。
レイちゃんを無事に産んであげられたならどんな夏だったんだろう。
胸が苦しいです。
未だに、いや一生忘れることも有り得ないだろうけど、よくレイの顔が頭に浮かびます。とってもとってもかわいいんです。すっごく。
もっと一緒にいたかったな。抱っこしてあげたかったな。
ごめんねとありがとうと。混ざってしまう。
レイちゃんに会えて本当に感謝していることを、あの子には伝えたい。
レイちゃん、お父さんとお母さんのところに来てくれて本当にありがとうね。大好きだよ。
