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死産に関するブログです。

閲覧は自己責任でお願いいたします。

※このブログは2018年4月末、18週2日で初産で死産をしたことの記録をするものです。
はじめての方はこちらの記事をご覧ください。

 

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※全ての記事に心情の付記がありますこと、あらかじめご了承ください。

 

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こんにちは。少し間が開いてしまいました。

PMSが酷すぎてずっと苦しんでいました。今日生理が来て「憑き物」が落ちたみたいに精神はすっきりしました。食欲過多もなくなりましたし、異常な眠気もなくなりました。

本当に「憑かれてる」みたいだったなと冷静になった今思います。

今は生理痛がありますが、すぐに鎮痛剤を飲んだので大丈夫です。

 

 

前回の記事では過食と過眠がひどいということを書きましたが、その後精神もどんどん不安定になっていきました。

特に土曜辺りから顕著になったと夫は言っていました。

それからずっと鬱状態で希死念慮(死にたいという気持ち)が強く、また、レイに関する悲しい出来事などが頻繁にフラッシュバックして辛かったです。

 

女性なら誰でもという訳ではないですが、PMSの度合いや生理痛の度合いってその月によってまちまちなのは「あーあるある」という感じだと思います。(まったくないという方は別です。羨ましい!)

今回のPMSは私史上最高に酷かったです。

 

家事どころではなく、何にも出来ませんでした。

帰宅した夫に何故そのような状況なのか、今何を考えているのか聞かせて欲しいと言われたので、素直に日中一人でずっと考え続けて煮凝った悩みを言いました。

 

夫は自分自身に悪影響があるのでもう愚痴は聞きたくないと言いました。

 

いやそしたら何で聞いたの……?

でも恐らく私の負のオーラがすご過ぎて彼も酷いことを言ってしまって、辛い想いをしているのだと思う。私だってよくないことを言ってしまったと反省している面もある。

でも、一番身近なパートナーに辛さを分かってもらえない、理解してもらえないどころか聞きたくもないとまで言われるのは正直めちゃくちゃ堪えた。

これからどうしていったらいいんだろうと思った。

 

どうなるか分からないけど、よしんば無事次に妊娠できたとして、無事に出産できたとしても、子育てで悩むことは絶対にあると思う。

その中で「俺に悪影響があるから愚痴は聞かない」なんて言われれるのが易々と想像できてしまい、もう……(絶句)。

 

いやね、私が子どもを強く欲しいなら話は別かもしれん。頑張るところです。

嫌なんですよ。子どもはいてもいいけど、妊娠をしたくないんです。

代理母も養子も彼は駄目だと言う。

私にとっての妊娠は、本当に毎日冗談ではなく事実として血を吐き続ける日々のことであり、医師に異常とまで言われるほど命がけのことなんですけども。

 

多分母性が育ってそしたら不思議と愛情はわくのだろうけど。

 

「本当はあんたなんて欲しくなかった」

「本当はあんたは要らない子だった」

 

親にこんなこと言われる子どもが存在するなんて辛すぎる。

私自身、親に虐待を受けて育った身です。

何で産んだのか、と訊いたことがあります。思春期だったから尚更反抗心もあっての質問でした。

暴力をふるう父親と、それに縋る共依存の母という在りがちなDVの家庭だったのですが、母の答えはこうでした。

 

 

「産んでごめんなさい」

 

 

そう。私は生まれるべきではなかったのです。

ある意味、腑に落ちました。

生まれるべきじゃなかったから、こんなにひどいことをされるのかと。納得したというか。

納得しても許せることじゃないですけどね。

 

そういう気持ちを背負ってずっと生きてきました。他にも煩雑な事情と気持ちを抱えて「私は生まれるべきではなかった」という存在だと自分を貶めながらずっと苦しんできました。

でも夫に出会って、結婚してから、すごく楽になりました。

色んな理由があるのですが、夫は私を一人の人間として扱ってくれましたし、生活をしていて普通に呼吸ができると感じるようになりました。

結婚してまだ2年ほどなのですが、夫には本当に心から感謝しています。

 

死産して「産んでごめんなさい」といった母に言われたことがあります。

 

 

「灯子は○○年生きてきていいことがなかったね」

 

 

そうか、母にはそう見えているのか。

まあでも、確かに夫と結婚するまでは本当にそうだったと思う。

部分的な幸せはもちろんあったけど、生きていてよかったことはなかったかもしれない。

 

私にとって結婚は第二の人生のスタートというか、やっと人間になれた瞬間だった。

私を人間にしてくれた夫に、何度も言うけど本当に感謝している。

悲しいことになってしまったけれど、レイに出会えたのだって夫がいたからこそだ。

だから私は彼に恩返しをしたいのだ。

彼が望む実子が欲しいという希望。

彼が望むのであれば、何にもいいことがなくて、むしろはじまってすらいなかった人生の幕を上げてくれた彼に恩返しをしたい。

そこに私がいなくたっていいのだ。

夫はそこに更に笑っている私がいることが必要だと言うけど、それには応えるのは無理だと思っている。

 

 

話がうろうろしてしまった。

将来的に子どもをもうけると彼の意志は揺らがないのはもう分かっている。私が妊娠して吐血するのも避けようのないことだ。

だからもうそれはいい。

だけど子どもの為に「俺が嫌だから駄目」というアクションはどうしてもやめて欲しい。

そのアクションに傷ついて今でも立ち上がれない私は強く思うのだ。

 

子どもが欲しいと思うのは生物として当たり前の本能なのでまったくおかしなことではない。

でも簡単に育つものでもない。

勝手に大きくなるものでもない。

 

レイはたくさんのことを教えてくれたと夫は言うけれど、もっともっと、気付かなきゃいけないことが、夫にも私にもきっとある。いや、絶対にある。

もう少し落ち着いたら話し合いをしなきゃなあ。

 

 

さて、恒例の空の写真です。

 

 

 

今日は晴れているけど週末は台風かもしれないらしい。

レイちゃん、私たちが喧嘩してたら怖いよね。ごめんね。

仲良くできるようにたくさんたくさんお話をして、二人で少しずつでも前に進むからね。

レイちゃんにいつか笑顔で会えるように。

お母さんは毎日空を見ています。

レイちゃん、会いたいよ。