ここまで走れた距離が普段の冬場の半分以下。人生で初めて40km走を一本も走らずに迎えたフルでした。



とはいえビビって何もしないよりは当たって砕けろ。2時間半切りに向けて3分半ペースに挑戦する事に。

予想通り5km通過はこのペースがやや苦しい。しかもこのタイミングでいきなり琵琶湖横断の巨大な橋が…

なのですが登りの方がなぜか少し楽。置いていかれそうになった集団に追いついて15kmまではイーブンペースで進んでいけました。


しかしここからとうとう限界ゾーンに突入。まだハーフすらきてないんですが、それでも今の自分にとってはオーバーペースには違いなかったわけで…
ある意味予想はしてた状況ですが、やっぱりガクンとペースが落ちてひたすら苦しくなると残りの距離が途方もなく長く感じるわけです。


何とか半分を過ぎ25kmを超えたところで今度は内臓にも異変が。なるべくこまめに摂っていた給水を体が受け付けなくなるアクシデント。
胃が裏返るような感覚に襲われ何度かふらつく場面もありました。



後悔はないけど大失敗の寒さ対策。半袖Tシャツの上にランシャツを来て(ランシャツのみにするか迷ったためゼッケンを外せなくて)アームウォーマー&ネックウォーマーに手袋かつハーフタイツ。
今まで走ったフルの中でも一番厚着だったんですよね(しかもきつ過ぎて逆に不要なギアを捨てるタイミングを見失う)
にも関わらず中盤から一気に気温が上がってむしろ暑くなるという…早朝スタートに慣れてないのが仇になったかなと痛感でした。



内臓の痛みでかなりペースは落ちており、すでにガーミンは止めてしまってました(見るも無残なペースだろうと思って止めたものの、これも後に失敗と気づく)
なのでラップタイムが全く分からず、どんなに最悪でもサブスリーのペーサー集団には抜かれたくないなぁと思いつつ、自分の数分後ろにいるであろう2時間40分の集団に追いつかれるまでは頑張って逃げてみようと。
最初にイメージした「ダメだと思ったらファンラン」はどこへやら(笑)やっぱり自分の本能なんですねぇ。


唯一幸いだったのは故障中にストライドを伸ばせなかったせいでピッチでひたすら進むようにフォームが変わっており、遅くてもリズムだけは安定していたこと。


そのせいか一番タイムが落ちたのは25〜30のラップだけで、そこからはペースを持ち直せてました。本人は全く気付いてませんが、30km以降少しずつ抜かれたランナーを抜いていくうちに「おや?」とは思ってはいたようです。


苦しさは相変わらずでも脚の痛みはどこにもなく、今回履いたOnのシューズのおかげか足裏のマメもできず、脚が止まることだけはありませんでした。


沿道の応援にも後押しされて必死に体を動かし何とかゴール。
フィニッシュラインの電光掲示板が2時間38分台を示しており、「うわ40分切ってた!」と今日一番の驚きを覚えてました(笑)感覚的には45〜50分くらいかかってたもんで…


2時間半切りは無謀と思って走ったにしては何とか粘れたと感じたレースでした。なぜか登りだけ楽だったのはおそらくリハビリ中の動き作りをしっかりやっていたからかなと。そこから先は練習量、もうこれに尽きます。

もう残り僅かではあるけど、「次」に繋がるものはいろいろ収穫があったし、何より長期間苦しめられた痛みから解放されてのフルが一番の安心材料で。


レース展開についてはこれにて終了、その他感じたことや名古屋観光編はまた後日!