⑧彼の死後

私はとんでもなく大きな罪悪感、責任感を感じました。彼を支える約束を口頭でもしたのに、傍にいられず、風邪と考え適切なアドバイスをせず、一番に駆け付けることもできませんでした。誰よりも愛した人です。

そういった日常が当たり前だと思い込んでた自分を恥じて、また彼に会いたい、触れたい、声が聞きたい。毎日そう思ってます。救えなくてごめんなさい。

私は安置所で対面し、感謝を伝えずっと忘れないよと彼に伝えました。あなたに出会えたから、純粋な愛情を知れた、あなたに出会えたから、素直になれた。結婚は叶わなくなりましたが、私にとって彼は一生の宝物です。